教えて!先生129「暗唱の成果」

「暗唱」とは、覚えた文章を何も見ないで言うことです。
暗唱を繰り返すと、記憶力や脳の回路の質を高めると言われています。

EQWELチャイルドアカデミーでは、0歳から12歳まで全学年で暗唱に取り組みます。

保護者のみなさまから暗唱を続ける方法や「成果」について質問を受けることが多いので、今回は生徒様の実例をご紹介します。

初めから順調だったわけではない

保護者のみなさまには「暗唱は無理やり覚えることではない」とお伝えしています。
繰り返し耳にする言葉が、いつのまにか自分のものとなって、すらすらと自分の口から飛び出してくること、これが「暗唱」です。

EQWELチャイルドアカデミー筑紫野教室のMさん(小学1年生)は、
「暗唱をしないと気持ち悪い」と言うくらい毎日「暗唱」に取り組んでいます。

3歳の頃からお母さまと一緒に暗唱に取り組み始めたのですが、初めから順調だったわけではありません。
むしろ、嫌がることも多かったようです。

EQWELの幼児コース3歳クラスでは「俳句」の暗唱に取り組みます。
お母さまは俳句特有の“五七五”のリズムを毎日毎日、ひたすら読んで聞かせたそうです。

そうするうちに、Mさんの口からも俳句が出るようになりました。

そこで、教室で発表することに。
先生にほめられたことでMさんのモチベーションが上がり、自ら進んで暗唱に取り組むようになったそうです。

だた、Mさんが「今日は暗唱したくない」と言う日もありました。
そんな時お母さまは「いいよ、しなくて」と答えたそうです。

次のレッスンで発表する暗唱の練習をしなかったこともありました。
そのレッスンに行くと、他のお友だちがどんどん発表する姿を目の当たりにします。
もともと負けず嫌いのMさんの心に火が付きました。

暗唱のテキスト

学習習慣まで身について

そんな紆余曲折を乗り越えて、お母さまが「暗唱が習慣化したな」と感じたのはMさんが小学生になってからだそうです。
3歳の俳句に始まり、4年の歳月が流れていました。

お母さまが心がけたのは「過程をほめること」

「毎日コツコツがんばることがステキだよ!」
「がんばれたことが素晴らしいよ!」

こんな言葉に支えられて力をつけてきたMさんは、記憶力だけでなく集中力もとても素晴らしく、学習習慣も身についています。
自分から「(宿題を)しないと!」と言って、机に向かうそうです。

暗唱のチカラを体現してくれたMさん!
これからの成長が楽しみです♪

暗唱
 
EQWELチャイルドアカデミーでは、暗唱の他にもフラッシュカードや百玉そろばんなど、あらゆる取り組みを通してお子さまの「自己肯定感」「やる気」「共感力」「自制心」「やり抜く力」を育みます。

レッスンの内容が気になる方は、ぜひ体験レッスンへお越しください。
体験レッスンは無料&24時間受付中です♪

 
暗唱については、以下のブログもご覧ください。