3歳〜4歳で弟・妹が誕生すると、お兄ちゃん・お姉ちゃんの問題行動が始まることがあります。
- 本人の赤ちゃん返り
- 弟・妹へのいじわる
- 弟・妹を乱暴に扱う
赤ちゃんにケガをさせてしまうかもしれないので、つい、声を荒げてしまうこともあるのではないでしょうか。
上の子の問題行動が始まる理由と、その対処法について解説します!
「寂しさ」「不安」の表れ
3〜4歳になると、言葉でのコミュニケーションができるようになります。
お兄ちゃん(お姉ちゃん)も、弟(妹)の誕生を喜んでいます。
ただ、自分への扱いが大きく変わることを理解するのは、まだ難しいようです。
赤ちゃん中心の生活を始めた親や祖父母を見て、上の子は危機感や孤独感を感じています。
上の子は大人の目を自分に向けるために、今までできたことができなくなったり、泣きわめいたりします。
これがいわゆる「赤ちゃん返り」です。
また、赤ちゃんにちょっかいを出せば怒られる(=声をかけられる)ことを覚えます。
このような行動が、赤ちゃんへの「いじわる」に見えるのです。
問題行動をやめさせるには、具体的な言葉で上の子の気持ちに共感し、謝罪と感謝を伝えることが大切です。
「寂しかったね、ごめんね」
「手伝ってくれてありがとう」 など
抱きしめるなど、スキンシップもたくさんしてあげてください。
繰り返し言葉をかけ、態度で示すことで、お兄ちゃん・お姉ちゃんの心は満たされ、徐々に問題行動が減っていきます。
「お手伝い」だと思っている
上の子が無理やり赤ちゃんを抱っこをしたり、腕や脚を強く握りすぎたり、危なっかしく見える時はありませんか?
その行動、上の子は赤ちゃんのお世話の「お手伝い」をしているつもりなのです。
ほめられたくてお手伝いをしているのに、「ダメ!」とか「危ない!」と怒られてしまい、上の子の心は傷ついています。
3〜4歳の子どもでもできる「仕事」を任せて、弟・妹の子育てに積極的に参加してもらいましょう♪
- 泣いている時
お兄ちゃん・お姉ちゃんも一緒にあやす - おむつ替え
新しいおむつを持ってきてもらう - 着替え
赤ちゃんの服を持ってきてもらう - お母さんのお手洗いや家事のあいだ
赤ちゃんを見てもらう
「役割」を任されると、お兄ちゃん・お姉ちゃんの自覚も生まれます。
「お世話してくれてありがとう、助かるわ」
「仲よくしてくれてありがとう、嬉しいな」
などと声をかけることで、上の子の心は満たされます。
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