教えて!先生121「朗読が苦手」

6歳の男の子のお母さまから、こんな相談をされました。

「うちの子は、文章をスラスラ読めません。
 お姉ちゃんが同じ歳のころはスラスラ読めてましたが、大丈夫でしょうか?」

もちろん個人差はありますが、その他にもスラスラ読めるかどうかは「男女の違い」という理由があるのです。

朗読が苦手

男の子に多い「逐次読み」

一般的に、男の子は文字を読むのが苦手な子が多いようです。
目の機能の特性が男女で異なるためです。

女性の目は、焦点以外にも意識を向けることができます。
つまり、視野が広いのです。
そのため、幼い頃から文章の「先」まで見ることができ、早い段階からスラスラと読めるようになります。

一方、男性は視野が狭く、焦点の周辺に視界が集中します。
幼い場合、この傾向は顕著に現れます。
下の図のように見えていると考えられます。

男の子の視野

そのため、男の子の多くは、文字を一文字一文字追い、「先」を読むことができません。
だから、朗読をすると、とぎれとぎれになってしまうのです。

このような読み方を「逐次読み」と呼びます。

無理やり読ませようとすればするほど、文字を読むことが嫌いになってしまいます。
スラスラ読むことが難しくても、焦ることなく、叱らず、穏やかに見守りましょう。

「読み聞かせ」が第一歩

大人でも、初めて見る単語や難しい文章は、たどたどしく読んでしまうものです。
語彙の少ない子どもはなおさらです。
「逐次読み」は、文字に楽しく、たくさん触れることで徐々に解消されていきます。

「絵本の読み聞かせ」がその第一歩です。
習慣化して、たくさんの文章に触れさせてあげましょう。

そして、慣れてきたら、
「絵本を読んで聞かせてくれる?」とお願いしてみましょう。

そのときは、たとえ読み間違いをしても指摘してはいけません。
「読んでくれてありがとう。上手に読めたね」と伝えて、読むことに喜びを見いだせるように促しましょう。

また、かるた取りや百人一首など、ゲームをとおして楽しく文字に触れるのも良いですね。

かるた遊び

EQWELチャイルドアカデミーでは、赤ちゃんの頃から「絵本の読み聞かせ」をしていただくようお願いしています。
3歳以降は「暗唱」に取り組みます。
たくさんの文章に触れるため、小学生になる頃には、男の子でも文章がスラスラと読めるようになります。

小学生からEQWELを始める子どもの中には、当初、スラスラと朗読ができない男の子もいます。
そのような子でも、レッスンやおうちで「百人一首」や「暗唱」など、たくさんの文章に触れ合ううちに、文字を読むことに抵抗がなくなり、朗読に自信を付けていきます。

子どもは何がきっかけで、文字や文章、お勉強が楽しくなるのか?
それは、個人差があるので一概には言えません。
ですから、絵本や図鑑、ゲームなど、子どもが大好きで夢中になれることにたっぷり触れさせることが大切なのです。
 
EQWELチャイルドアカデミーでは、年齢に合わせたプログラムでお子さまの心の成長をサポートします。
また、育児についてのお悩みにはベテラン講師がお答えします。
無料体験レッスンがありますので、ぜひ実際のレッスンをご体感ください♪