◯づけ子育て21「反抗期の対応」

「◯づけ」とは
カウンセリングのエッセンスを利用して、親子関係をまるく円滑にする、新しいコミュニケーション法です。
EQWELチャイルドアカデミー5教室を運営するユニバーサルアカデミーの社長であり、ひげ先生と親しみを込めて呼ばれている田口圭二先生が編み出したものです。
(これまでの◯づけ子育てはこちら

よくある子育てのお悩み④
「反抗期の子どもにはどう対応したらいいですか?」
お悩み①「子どもがとにかく言うことを聞いてくれないんです」
お悩み②「正しい叱り方が出来ているのか気になります」
お悩み③「子どもの生活リズムが乱れて困っています」

「◯づけ」は小さい子どもにしか使えないものではありません。
夫婦の間柄やビジネスシーンの人間関係さえもまるくしてくれます。
子どもが反抗期に突入したとしても同じように有効です。

やり方は一緒。
反抗期の子どもはツンケンしていますが、タイミングを見てお子さんに話しかけます。

相づちを打って子どもからコトバを引き出したら、いつものようにオウム返し。
そのコトバや、お子さんの行動、態度がどのようなものであっても、目の前の事実として受け止めましょう。
どんなにあなたの考えと違っても、ここではひたすら聞くのみです。

そして、さらに話せる状態であれば、質問を交えながら会話を続けましょう。
会話の内容はゲームの話でも釣りの話でも、何でもいいですが、その子の趣味や特技など、好きなことについて話すのがオススメです。

反抗期

子どものココロが柔らかくなってきたのを感じたら、お母さんお父さんご自身が反抗期だったときの話をしてみてください。

「お母さん(お父さん)は、あなたくらいの時は反抗期だったなぁ。訳もなくイライラして周りに当たったりしていたなぁ」

というように、上からでも下からでもない、いち個人の体験談として話しましょう。

子どもは、
「お母さん(お父さん)も同じような気持ちになったんだ」と親近感を持つでしょう。

お説教のようにネチネチと話したり、自慢話をしたりしてはいけませんよ。
「共感」を得るのが子どものココロの扉を開けるカギです。

反抗期は、子どもから大人になるときに起きる正常な現象です。
それまで絶対的な上下関係だった親との関係を見直しながら、子どもは自立・独立の準備をしているのです。
経験のある方はお分かりでしょうが、本人も得体の知れないものと戦っているようなもの。
無性にイライラして反抗したくなります。

一方で、医学的に見れば反抗期を引き起こすのはホルモンバランスの変化なので、お母さんお父さんは子どものコトバや行動を真に受けすぎずに、「ある現象」として受け止めましょう。

思春期の子どもはコトバでは乱暴なことを言いながら、認めてほしい、分かってほしいと思っています。
いろいろなところに見え隠れする子どものココロをよく観察しましょう。

すぐに答えを求めようとしてはいけません。
大人へ向かって、日々成長している子どもを尊重しながら「◯づけ」で接していけば、お子さんにも必ず通じます。

親子の会話

私たちEQWELチャイルドアカデミーは、子育てに向き合うみなさまを全力でサポートしています。
まずは、お気軽に無料体験レッスンにお越しください!

 
次回は、◯づけの効果についてお話しします。