カウンセリングのエッセンスを利用して、親子関係をまるく円滑にする、新しいコミュニケーション法です。
EQWELチャイルドアカデミー5教室を運営するユニバーサルアカデミーの社長であり、ひげ先生と親しみを込めて呼ばれている田口圭二先生が編み出したものです。
(これまでの◯づけ子育てはこちら)
よくある子育てのお悩み①
「子どもがとにかく言うことを聞いてくれないんです」
特に元気いっぱいな男の子に多い悩みですね。
好奇心も体力も旺盛な男の子はいたずらも日常茶飯事。
ある意味、バイタリティーがあって頼もしい子どもだと言えますが、危険なことほどやりたがったり、人に迷惑をかけたり、親としては心配が絶えないのも事実です。
次のアドバイスで、少しラクになっていただきたいですね。
さて、この悩みを解決するポイントは、叱る理由をきちんと説明することです。
危険なことをする場合
例えば、子どもが危ないことをしているとき。
この場合は高いところに登っているとしましょう。
そんなときも焦る気持ちをこらえて、まず「◯づけ」で子どもの気持ちを認めてあげます。
その上で
親「よく下を見てごらん。そこはとても高くて、下は固いコンクリート。足が滑って落ちたら、頭を打ってとっても痛いと思うよ。そんなことになったらママも悲しいよ」
このように、想定される危険なことを教えてあげましょう。
「危ないでしょ!」だけでは、子どもは何がどう危ないのか分からないことが結構あるのです。
話に割り込んでくる場合
大切な話をしている最中に子どもが自分勝手に割り込んできたときはどうでしょう?
こんな風に対応してください。
子「△△ちゃんのママとお話してる・・・」
親「そうね、そんなときは◯◯ちゃんはどうするんだったかな?」
子「待ってる・・・」
親「そうだよね」
どんなにうるさくても、ここで無視をしてはいけません。
子どもは親の愛情を確認したいあまり、わがままを増長させてしまいます。
大事なのは、話が終わったあとです。
きちんと子どもに向き合うのを忘れないようにしましょう。
それだけで、子どもを大切に想っているというココロが伝わります。
言うことを聞いてくれないのは、子どもの性格の問題ではなく、お母さん・お父さんの説明が不足しているからかもしれません。
それに、毎回きちんと説明していると、子どもも理由が分かってイライラしませんし、自分で判断して正しい行動をするようになります。
「◯づけ」のココロとコトバをしっかり活用してみてください。
- 想定される危険なことを教える
- 無視せず、話が終わった後に向き合う
私たちEQWELチャイルドアカデミーは、子育てに向き合うみなさまを全力でサポートしています。
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次回は、正しい叱り方についてお教えします。