「小さい頃からずっと英語を習っているのに、
小学生になっても読み書きができない」
グローバルに活躍するわが子の姿を夢見て英語を習わせてきたパパやママ。
いつまで経っても英会話ができないとか、
簡単な単語も書けないと悩んでいる方がいらっしゃいます。
幼児期と小学生からの英語学習法は、大きく異なります。
小学生は、これまでの積み重ねが大きく花開く時。
親がその違いを理解し、手助けをしてあげましょう。
幼児は「耳」、小学生は「目」で学ぶ
幼児期は、たくさんの言葉を耳で聞くことで言葉を獲得していきます。
言葉が育つ上で、耳で学ぶことが大切なのです。
一方で、小学生はこれまで覚えてきた言葉を目で見て、さらに理解を深めていきます。
「apple」という単語を例に、幼児と小学生の英語学習の違いを説明します。
りんごを見せながら「apple」と言って聞かせる
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言葉が出るようになったら「apple」とまねして言わせる
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りんごを見せながら「apple」と言わせる
「apple」の文字を見せて発音させる
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「apple」の文字をまねて書かせる
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「apple」の文字を見せずに書かせる
幼児期は、手遊び歌や英語のCDなどを歌ったり聞いたりしながら、「耳」にたくさんの刺激を与えます。
「音」を中心に英語を覚えていくのです。
EQWELチャイルドアカデミーでは、これをインプット(=入力)と呼んでいます。
そして、小学生からは、今までインプットした英語を、しっかりと「言えて書ける」ように仕向けます。
「耳で学んだ言葉」と「目で学んだ言葉」がつながることで、学習意欲が高まります。
EQWELではこれをアウトプット(=出力)と呼んでいます。
幼児期に入力された言葉の数々を、文字に書いてみたり、口にして話すことで、どんどん出力していくのです。
フォニックスで「文字」と「音」をつなげる
フォニックスは「英語の文字と音の関係のルール」を学ぶ教育法で、英語圏の幼稚園や小学校などで広く用いられています。
こちらの動画をご覧ください。
フォニックスは、日本語の50音の英語版のようなもの。
フォニックスのルールが感覚的にわかると、英単語の約75%が読めるといわれています。
フォニックスをしっかり身につけることで、英語学習や英会話で求められる「読む、聞く、書く、話す」力が総合的に身につきます。
子ども向けのドリルや、スマートフォンなどで手軽に使えるアプリもあります。
フォニックスに触れる環境を整えてあげるだけで、子どもは発音とつづりの関係性を身につけることができます。
フォニックスを知っていれば、そのルールを使って知らない単語も読めるので、さらに英語への興味が高まるのです。
毎日 英語を声に出す
英語の本を音読する
フォニックスを声に出す
親子で簡単なやりとりをする
これらを毎日繰り返すことで、子どもの口からすらすら英語が出てくるようになります。
親が英語の発音に自信がないからと気にする必要はありません。
「おはよう」「おやすみ」など日常の会話を少し英語に変えてみることで、子ども自身が自分の英語が通じる喜びを実感し、自信と次のやる気につながります。
ドリルをする時に声に出して読みながら書く
つづりを思い出しながら単語を声に出して書く
なども良い方法です。
たまにしかしないと、いつまで経っても英語の発音ができない、だから楽しくない・・・という悪循環に陥ってしまいます。
親子でテンションを上げて英語を楽しみましょう。
EQWELチャイルドアカデミーの英語コースでは、
楽しく毎日声に出し、何も考えなくても口からスラスラ出るようになるまで、繰り返し「暗唱」をします。
暗唱を繰り返すことで「記憶の質」を高め、「抜けない記憶」をつくっていきます。
毎年秋には「暗唱チャレンジ」を実施しています。
課題をクリアしたら、暗唱達成のメダルバッヂがもらえるイベントです。
子どもに「楽しい、わかる、しゃべれる、だからもっと英語が好きになる!」を体感させる絶好のチャンスになっています。
今年も9月から11月まで実施中です。
家族でチャレンジするのもオススメですよ♪
英語を習っているのに、書けない・読めない・話せないというお子さんでも、頭にはすでにたくさんの単語や文がインプットされているのです。
文字を意識して発音したり、書いたりする学習を繰り返すことで、子どもの中で「読み」と「書き」がつながってきます。
英語も日本語も巧みに使いこなして、グローバルに活躍する将来の姿が目に浮かびますね!
そのためにも、子どもと一緒にアウトプットする場面をつくってあげましょう♪