EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー宗像教室のゆみこ先生です。
先日、ひげ先生こと田口圭二先生の「◯(まる)づけ子育てセミナー」を宗像教室で開催しました。
前回の◯づけセミナーを受けて、今回は「実践編」。
お母さんたちのそれぞれの悩みに対して、今まで学んだ『バックトラッキング(オウム返し)』や『リフレーミング(視点を変える)』などを使って、“質問力”を磨く練習をしました。
例えば、こんな会話です。
親「おかえり。今日はどんないいことがあった?」
子「いいことなんか何もなーい」
親「あら、何もいいことなんかなかったの。じゃあどんなことがあったの?」
子「イヤなこと」
親「そうかぁ。イヤなことがあったのかぁ。どんないイヤなことがあったの?」
子「先生に怒られた」
親「へぇ。先生に怒られたんだ。どんなことで怒られたの?」
子「言いたくない」
親「そう、言いたくないのね。いいよ、いいよ。今は言いたくない理由があるんだもんね。あとで言いたくなったら言ってね」
オウム返しをしながら優しく質問をすると、子どもは考え始め、気持ちを言葉で表現しようとします。
この積み重ねが、子どもの「考える力」や「表現する力」を育んでいくのです。
今日からでも子育てに生かせそうですね。
そして今回も、子育てに関する質問がひげ先生に投げかけられました。
わが子は優しすぎて、自分を出せていないのではないか?
日頃指示をし過ぎて、大きくなって反抗するのではないか?
ひげ先生からはもちろん、茂子先生からのアドバイスもたくさんいただき、お母さんたちはホッと安心した表情になっていきました。