離乳食を始めると
「たくさん飲んで食べるのに、なかなかうんちが出ない」と悩むことがあります。
実は、赤ちゃんの便秘はよくあることなのです。
理由をよく理解して、赤ちゃんの便秘解消法をマスターしましょう♪
赤ちゃんの体は勉強中
赤ちゃんの内臓は、まだ発達が未熟です。
それに排便に必要な「力む」ための筋肉が十分についていないこともあり、3〜4日の便秘はよくあることです。
また、離乳食を始めたばかりの頃は母乳やミルクを飲む量が減って水分不足になったり、
消化に良いものを与えることで「うんちのもと」が不足していることも考えられます。
たとえ便秘になったとしても、離乳食をやめないでください。
赤ちゃんの体は「食べること」を学んでいるのです。
慣れるまで見守りましょう。
赤ちゃんの様子を観察する
赤ちゃんのうんちが何日出ていないかよりも、赤ちゃんの機嫌、うんちの状態などに変化がないかを観察しましょう。
- おなかが張っている
- 元気がなく、熱がある
- うんちに血が混じっている
このような場合は、病院を受診しましょう。
赤ちゃんは言葉で伝えられないので、様子をよく見ることが大切です。
赤ちゃんの便秘解消法
それでもやはり、赤ちゃんの便秘が気になる場合は、以下の方法を試してみてください。
- 生活のリズムを整える(起床・就寝、食事の時間など)
規則正しい生活で、排便のコントロールをする自律神経の働きが整えられます。 - 水分補給を増やす
離乳食が始まると、母乳やミルクだけの時よりも水分の摂取量が減るので、白湯やお茶を飲ませましょう。 - 食物繊維・乳酸菌を摂り入れる
食物繊維の多いもの(さつまいも、ほうれんそう、バナナなど)、乳酸菌を多く含むもの(ヨーグルトなど)を離乳食として与えましょう。 - おなかのマッサージをする
おへそを中心に、てのひらで大きく「の」の字を書くように赤ちゃんのおなかをマッサージしましょう。
次に、脇の下からおへその下にかけてやさしく刺激を与えます。
マッサージは、赤ちゃんの腸の蠕動運動(=うんちを肛門に運ぶ運動)を促します。
どれもすぐに実践できることです。
焦らず、一つずつ試してみましょう。
赤ちゃんの体は、まだ未発達の部分が多いのです。
焦らず、改善できそうなところを試していけば、体が発達する中でやがて解消されていきます。
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