楽しい子育て15「時間は“ない”?」

こんにちは。EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。

水が「半分」入ったコップがあるとします。
あなたがのどを潤す時、どう考えますか?

コップ半分の水

 
「水が半分しかない

「水が半分もある

コップの中の水が「半分」という事実に対して、二つの考え方ができます。
あなたはどちら派ですか?

 
また、別の話です。
ある大手の靴会社が、発展途上国で靴を販売することになりました。

「発展途上国では誰も靴なんか買わない。売れるわけがない!

「発展途上国では誰も良い靴を持っていない。これは売れる!

さあ、あなたの発想は、どちらに近いでしょうか?

靴

 
次に、現実的な問題です。

子育てをするお母さんたちは、炊事・洗濯・子どもの送り迎えと大忙し。

「ああ忙しい。本当に時間がないんですよ」と言われます。
なんだか時間との戦いみたいです。

時間が目の前にあるから追いかけるのか。
時間が後ろから追いかけてくるので、追い越されないように急ぐのか。
時間というものに振り回されて、自分がどこかへ行ってしまっていませんか?

時間が主人で、私は時間に仕える奴隷。
もうこんな「奴隷生活」はやめましょう。
奴隷解放宣言です!

今日から私が主人で、時間は私のお友だちであり、パートナー。

「時間がない」

この言葉は、日本人の口癖なのではないかと思います。

時間はあるんです。
地球上の全人類・動物・植物・石ころ、みな平等に「一日は24時間」与えられています。

時間は「自分で作るもの」だと思います。

「奴隷解放宣言」したあなたにとって、時間はもうあなたの良き友だちであり、良きパートナーなのです。
仲良く相談したり、話し合ったりしながら、お付き合いしましょう。

相談のときに、一日の中で10分間だけ「何もしない時間」を入れましょう。
目を閉じてただぼんやりと、10分間を過ごすのです。

ぼんやり過ごす

 
目を閉じると、あなたの潜在意識が目を覚まし、いろいろと頭の中に浮かんできます。
浮かんできた出来事をひとつひとつ気にしないで、ぼんやりと受け止めます。

昔のこと
今からすぐしなければいけないこと
悲しいこと
楽しいこと

何でも受け入れます。
毎日続けていると、ある日心の中で何かがパーンと弾ける音がするはずです。