宗像大社のすぐそばにある「海の道むなかた館」に行ってきました。
「海の道むなかた館」は宗像の歴史について学べる場所で、入館料は無料です。
ちょうど小学校の社会科見学の真っ最中だったので、小学生と一緒にボランティアガイドの方の話を伺うことにしました。
宗像の歴史的価値をわかりやすく
エントランスから入るとすぐ、世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群を解説するコーナーがあります。
ここには、世界遺産 沖ノ島から出土した「三角縁神獣鏡」や「金製指輪」のレプリカが展示されています。
このレプリカはほぼ同じ素材、大きさで製作されていて、触れられるように展示されています。
社会科見学の子どもたちは、ボランティアガイドさんの説明を聞きながら、夢中になってその重さや、技術の高さに感心していました。
養成講座を受けた市民ボランティアガイドさんの説明は丁寧でわかりやすく、改めて宗像の土地の歴史的価値を知ることができました。
まが玉づくりに挑戦
社会科見学の小学生たちは、「まが玉づくり」に挑戦するとワクワクした様子で体験学習室に移動して行きました。
うらやましそうに見ていると、ボランティアガイドさんが「よかったら小学生と一緒に作ってみませんか?」と声をかけてくださいました。
「まが玉づくり」「土笛づくり」などの体験学習は参加料金200円で、週末だけ行われています。
この日は平日だったのに、ご厚意で参加させてくださるとおっしゃるのです!
慌てて受付で200円を払って製作キットを受け取り、体験学習室の端に座らせていただきました。
まが玉は「魔よけ」や「アクセサリー」として使われたと考えられているそうです。
沖ノ島祭祀遺跡からは、ヒスイやメノウ、水晶、そして滑石など、さまざまな材質のまが玉が出土しているそうです。
「まが玉づくり」体験では、やわらかい滑石を使うとのこと。
製作キットにはまが玉用の四角い滑石の他に、紐、ヤスリ3種類、ペーパータオル、説明書が入っています。
係の方からの説明を聞いた後、石に下書きをしていきます。
フチからギリギリに下書きを描いた方が、削る面が少なくなるとアドバイスしていただきました。
そして、目の粗いヤスリを使用して、角から削っていきます。
削っていると粉がたくさん出るので、息で飛ばさないように気をつけながらヤスリがけをします。
ここからは根気勝負!
石が柔らかいのでサクサク削れますが、大人でも少し疲れます。
でも、どんどんまが玉らしい形が表れてくるので、疲れは吹き飛んでいきます。
カーブのところは、ヤスリを棒に巻いて削ります。
ある程度削れたら、目の細かいヤスリに変えて、石についた傷を消していきます。
そして、仕上げです。
水につけた状態で、一番細かいヤスリで磨いていきます。
最後は、フェルトで磨くと表面がツルツルになって、キレイなまが玉のできあがりです!
自分でつくったまが玉は宝物のようで、愛おしく感じますよ♪
ぜひ、みなさんも親子で体験してみてはいかがでしょうか?
体験は週末のみで日替わりのため、どの体験ができるかはホームページをご確認ください。
また、当日受付ではありませんので、必ず事前に電話予約をしてから行ってくださいね。
(今回は特別に参加させていただきました)
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