子どもに英会話を習わせている、もしくは、これから習わせたいなと思っているママ・パパのほとんどは、「英会話ができれば安心」と考えているのではないでしょうか?
「『読み』『書き』なんてまだまだ先のこと」と思っていませんか?
確かに、日本語を習得した順番から考えると、
『聞く』→『話す』→『読み・書き』と成長していくので、『読み・書き』は最後になりますよね。
でも、日本語で『読む』『書く』を習得する時期は、そんなに大きくなってからでしょうか?
実は、『聞く』『話す』『読む』の習得は、生まれた直後から繰り返し行っているのです。
そこで今回は、言語習得のコツについてお教えします!
『読み・書き』をしないと言語は定着しない
まず、日本語の習得を考えてみましょう。
赤ちゃんの聴力は、おなかの中にいる時からすでに発達していると言われています。
つまり、胎児の頃からお母さんが話す言葉などを『聞く』訓練を始めているのです。
1歳ごろには「わんわん」などの一語文を、1歳半〜2歳半ごろには「ママ、だっこ」などの二語文を『話す』ようになります。
こう考えると、『読む』のはかなり成長してからでは?と思った方もいるかもしれません。
実は、「読み聞かせ」や目から飛び込む「文字」も『読む』練習になっているのです。
3歳以降になると少しづつ「文字」に興味を持ち始め、自ら『読む』ようになったり、鉛筆を持って『書く』ようになったりします。
では、「英会話」ではどうでしょうか?
英会話とは『聞く』→『話す』までのことです。
幼児向けの英会話教室で、『読む』『書く』を教えるところはほとんどありません。
小さい時に英会話をしていたのに大きくなったら忘れてしまったとか、
いつの間にか英語が喋れなくなってしまったという話をよく耳にします。
これは、『読む』『書く』を習得していないせいで、英語力が「定着」していないからなのです。
英語を本当の意味で習得するためには、意識的な学習である『読み・書き』も行うことがとても大切なのです。
言語習得のコツ①
3歳からは文字も見せながら
絵本の読み聞かせをする時、子どもに「絵」を見せている方は多いと思います。
ぜひ、3歳になったら「文字」を指差し、なぞるように読むことも始めてください。
何度も繰り返して読んでいるお気に入りの本が良いでしょう。
英語の絵本の読み聞かせの場合、発音が下手だからと気にするママ・パパがいらっしゃいますが、そこは大丈夫です。
楽しそうに読んであげると、子どもも楽しんで英語を目で追います。
どうしても苦手な方は、CDなど音声付きの絵本を使って、子どもと一緒に文字の指追いをしても良いですよ。
大きくなって、子どもひとりで読めるようになったら、タッチペンが付いた絵本がオススメです。
「音」と「文字」を結びつけ、『読み』を習得していきましょう。
タッチペン…文字をペンでタッチすると音が出る教材。EQWELチャイルドアカデミーでは「EQトークペン」という教材がある。
言語習得のコツ②
カルタ遊びをする
カルタ遊びは手軽で、親子で一緒に楽しめる言語習得にはもってこいの遊びです。
「絵」と「文字」が同時に視覚に入るので、自然に意識学習を行うことができます。
英語を習得するには、絵と英単語のみが書かれたカルタ(日本語訳や、カタカナ読みのないもの)がオススメです。
簡単で声に出しやすく、アウトプットまでまとめて練習ができます。
言語習得のコツ③
教材を活用する
幼児向けの英語教材が書店などで販売されているので、それを活用します。
教材と言っても、3歳くらいまでは理解して書くことはできません。
あくまで遊び道具のつもりで、気軽に使ってください。
とにかく視界に「文字」が入ること、そして、その「音」を読んであげて、「音」と「文字」が子どもの中で結びつくことが大事なのです。
子どもが全く教材を見てくれなくても、親が楽しそうに英語を口に出しながら書いている姿を見せるだけでも効果があります。
「日常に英語がある」という環境をつくることが何より大切です。
無理にさせてしまったり、正解を求めてしまうと逆効果になってしまいます。
こうして、幼児期から、英語を『読む』『書く』という環境にいると、いざ教科としての英語で『読み・書き』が始まっても、全く抵抗なく学習を進めることができます。
意識学習の土台を作り、本格的な『読み・書き』までを継続することで、自分で読める力、書ける力が身に付き、記憶に定着していきます。
この知識の定着こそ、あとから伸びる英語力になっていくのです。
EQWELチャイルドアカデミーの「英語コース」では、楽しく遊びながら学べる英語レッスンを行っています。
幼児クラスから『読む』『書く』がカリキュラムに組み込まれています。
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