EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー 大牟田・荒尾教室のしげこ先生です。
手紙を書く機会が少ない時代になりました。
メールや電話、チャットを利用すれば、“早く” “簡単に”意志の疎通ができます。
また、書き間違えた場合も、メール等はボタンやキーを押せば、簡単に直すことができます。
こういった便利性も加わって、手紙を出す機会が少なくなっているのでしょうね。
でも、特に手書きで書かれた手紙をもらった時の嬉しさや、読む前のワクワク感や気持ちの伝わり方は、また、メールとはひと味もふた味も違いますね。
小学生コースでは、5回のレッスンを通して、日頃の感謝を周りの人に伝える手紙を書きます。
子どもたちに身につけてほしいことは・・・
- 感謝の気持ちに気づくこと
- 自分の気持ちを文字にする文章力
- 手紙にまとめる構成力
- 手紙ならではのマナーや型
「手紙」というテーマで、思考力を養成することが狙いです。
今回もたくさんの素敵なお便りを書いてくれました。
その中からひとつご紹介します。
小学6年生の山中海愛さんがお母さんに宛てて書いた手紙です。
拝啓 紫陽花が美しく花を咲かせています。
変わらず、元気にされていますか。
さっそくですが、いつも大変お世話になっています。
毎日、毎日「ありがとう」と言う気持ちでいっぱいです。
ですが、直接言うのははずかしいので、お手紙に書きました。
わたしが、おちこんだときには、なぐさめてくれてありがとうございます。
ほかにも家の仕事をしてくださり、本当にありがとうございます。
わたしは今、とっても幸せです。それは、お母さんのおかげです。
わたしは、お母さんの子どもでとってもうれしいです。
6月ですが、だんだん夏が近づいているので、暑さには充分お気をつけください。
令和元年六月二十五日
山中 海愛
山中美香様
この他にも、子どもたちが、心あたたまる手紙をたくさん書いてくれました。
みなさんも、日ごろ言えない「ありがとう」をお手紙で伝えてみませんか。