教えて!先生152「英語は英語で教える理由」

EQWELチャイルドアカデミーでは、英語のレッスンは全て英語で行います。
保護者の中には「英語だけで子どもは理解できるんですか?」と心配される方もいらっしゃいます。

私たちが『英語』を『英語』で教えるのは、しっかりとした理由があります。
その理由について詳しくお伝えします。

日本語は日本語で覚える

子どもに英単語の意味を日本語で教えたり、英会話の内容を日本語で説明する。

この時、一番満足しているのは誰だと思いますか?

それは『教えられた子ども』ではありません。
『教えた親』が安心したり、満足しているだけなのです。

幼児期は、英語を日本語で説明しなくても、英語のみで理解できます。

子どもが日本語を覚えていった過程を思い出してください。
『日本語』は『日本語』でしか教えませんよね。

例えば、読み聞かせをする時に絵を指しながら、
「ねこ」「ねこだよ」「ねこ」と何度も何度も言い聞かせませんでしたか。

そうするうちに、子どもが指さしながら「ねこ」と言ったのではないでしょうか。
猫を覚えてくれる日まで、繰り返し教えたと思います。

日本語を教えるのに、他の言語は全く使用しませんよね。

読み聞かせ

英語脳をつくる重要性

英語を日本語に訳す方法で英語を習得すると、頭の中でどんなことが起きるのでしょうか。

英語を日本語に訳す場合
  1. 英語を聞く
  2. 日本語に変換する
  3. 日本語で返答を考える
  4. それを英語に変換する
  5. 英語で返答する

このように、頭の中で5段階のプロセスが発生しています。

幼児期からこの方法に慣れてしまうと、
「絶対に日本語に訳さないと気が済まない」
「日本語で何か分からないから、英語がわからない」
という事態になってしまいます。

さらに、5回のプロセスがあるため、英語のスピードに付いていけません。
例えば最初の単語が分からないと、それを日本語に訳すことに固執してしまい、その後は頭に入ってきません。
最後まで何の話だったのか、全く分からないということになってしまうのです。

では、英語を英語のままで習得する”英語脳”の状態だと、頭の中はどうなっているのでしょうか。

英語を英語で理解する場合
  1. 英語を聞く
  2. 理解と同時に返答を英語で考える
  3. 英語で返答する

このように3段階のプロセスで会話が成立します。
ネイティブと同じ思考回路がこの状態です。

たとえわからない単語があっても、前後のニュアンスや後の説明から、知らない単語の意味も何となく理解できます。
結果的に会話の内容が理解できるのです。

この”最後まで聞ける力”も英語脳であるからこそできることで、幼児期に鍛えるべき英語力の土台となるものなのです。

イメージと音を一致させる

「英語の発音が苦手で、子どもに教えられない」と心配されなくても大丈夫です。

子どもは、親が話す英語だけで英語を習得するわけではありません。
今はCDやDVD、Youtubeなどのコンテンツがたくさんあります。

大切なのは、日常的に英語が目や耳に入る環境をつくることです。

とにかく、絵などのイメージと英語の音(発音した声)を一致させることを心がけましょう。

そうすれば子どもは、日本語を介さず、英語を英語でダイレクトに理解できるようになっていきます。

時間がかかるのは当然です。
幼児期は「理解させること」より、英語を英語で理解する「英語脳をつくること」を大切にしましょう。

英語脳になれば、英語の四技能「聞く(リスニング)」「話す(スピーキング)」「読む(リーディング)」「書く(ライティング)」はすべて飛躍的に伸びていきます!

英語脳

EQWELチャイルドアカデミーでは、英語のレッスンは全て英語で行います。
幼児期の子どもたちは、まねをしたり、同じことを繰り返すことが大好きです。
アクティビティでは、動作をまねしながら、単語を少し変えた同じフレーズを何度も繰り返しアウトプットして、五感で英語を理解していきます。
保護者のみなさまも一緒になって、オールENGLISHのレッスンを楽しんでいますよ♪

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