こんにちは。EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー筑紫野・大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。
1997年、当時の文部省が「心の教育」の方針を出しました。
しかし、「心を育てる」にはどうしたら良いか、具体的な方法を見つけ出すことができないまま、今に至っています。
各教育機関や教師の方々が、試行錯誤をしながら進んでいる状況です。
算数や国語など、勉強を教えてくれるところはたくさんあります。
サッカーをはじめとして、スポーツを教えるところもたくさんあります。
もちろん、勉強やスポーツからも「心」は育つと思います。
でも、これだけ「心の教育」が叫ばれていながら、「心」を中心に置いて、「心」そのものを教えてくれるところが無いというのも不思議な気がします。
それだけ、「心」を教えるということは難しいことなのでしょう。
ところで、子どもたちの「心の教育」をするのに、最高・最適の先生は誰でしょう?
それは、「親」です。
お父さん・お母さんこそ「心の教育」の最適任者です。
教育に関することは、幼稚園や学校、塾に任せすぎてはいませんか?
お父さん・お母さんが一番の先生なのです。
特に「心の教育」はそうです。
なぜ、子どもたちの「心の教育」だけを教えてくれるところが無いかと言えば、それは、親が教える事柄だからなのです。
わざわざどこかに習いに行って覚えることではないのです。
お父さんやお母さんが、毎日の生活の中で教えていくことなのです。
いつも命令され、指示され、怒られて育っていると、「心」が育たず、両親にとって楽しくない子育てになります。
でも、一番つらいのは、そんな風に育てられた子ども自身なのです。
愛は「波動」です。
「波動」は伝わります。
両親が乱れた波動を発すると、それがそのまま子どもに伝わります。
仕事や子育てに忙しい大人は、イライラして波動が乱れがちです。
子どもは、鋭い感受性を持っています。
全てをそのまま、無批判で受け入れます。
あなたのそのイライラした波動も、残念ながらそのまま受け入れてしまいます。
反対に、愛を伝え、子どもを一人の人間として認めると、「心」も育ちます。
認められ、「心」が育っていると、その子は幼稚園でも学校でも、友だちを認めてあげることができます。
人間関係がとてもスムーズにいき、自分も周りも楽しい社会生活ができます。
両親にとっても、楽しくラクな子育てができます。
こうして、子どもの「心」は毎日少しずつ創られていくのです。