楽しい子育て2「親が変わる」

こんにちは。EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。
「楽しい子育て」連載の2回目は、私が実際に体験したことをお伝えしたいと思います。

 
A君は、年中の生徒さんでした。
教室ではイスに座っていることさえ、ほとんどできません。
いつもウロウロしています。
借りた物は、投げて返します。

先生とお話しても、なかなか意志の疎通ができません。
アッカンベーのお返しです。

そこで、お母さんとじっくりと話し合い、次のことを実行してもらうことにしました。

  1. 愛をしっかり伝える。そのために、子どもを毎日、強く抱っこする。
  2. その時「お母さんはAちゃんを愛してます。いつもAちゃんといっしょです」と耳元でやさしく言う。
  3. 子どものいたずら行動は、一度受け入れる。
  4. 少しでも何かができたら心から認め、ほめてあげる。
子どもを抱きしめる

 
さあ、一週間後です。
別人のA君が教室に入ってきました。

借りた物は「ハーイ」と言って返してくれました。
レッスンの最後に少しだけ歩き回ったくらいで、ほとんどイスに座って、先生のお話を聞いてくれました。

上記のことを、一週間してもらっただけです。
たったこれだけのことで、子どもは変わります。
親が変わると、子どもはすぐその日から変わります。

 
子どもをマイナスのイメージで見ていませんか?

「あれができない、これができない」
「言うことをひとつも聞かない」

あなた自身が家族からこんな見方をされたら、どう思いますか?

当然、反発するでしょう。
喧嘩にもなるでしょう。
イヤでしょう。

子どもだって同じです。
生まれた時から反発している子どもはいません。
成長とともに、親である私たちがそう育てたわけです。

毎日の子どもとの会話の中で、子どもがそうなるように育ててしまったのです。
子どものせいにされたらたまりません。
子どもたちに大人並みの会話力があれば、反発することでしょう。

 
認めてあげましょう。
子どものわがままやイタズラがはじまったら、力で抑えつけようとするのは間違いです。
でも、甘やかすのとは違います。
してはいけないことは、きっちりと教えましょう。
「ダメなものはダメです」と毅然とした態度で教えましょう。
この時、子どもとの間にしっかりした愛が伝わっていれば、ちゃんと理解してくれます。

認めてあげる

 
自分が変われば良いということは、ほとんどの親は頭では理解しています。
でも、なかなか実行できない。

そこで私がすすめるのは、「自律訓練法」「イメージ法」です。
とても簡単で、いつでもどこでもタダでできます。
しかも効果のほどは、たくさんの実証例があります。

興味がある方は、EQWELのスタッフにお尋ねください。