全長3キロの桜並木「釣川さくらづつみ公園」

EQWELチャイルドアカデミー宗像教室から徒歩3分のところに、釣り川沿い全長3キロにおよぶ堤防を整備した「釣川さくらづつみ公園」があります。

その名の通り、この公園には約300本もの桜が植えられています。
桜が開花すると、桜のピンク・空の青・堤防の緑の美しいコントラストが見られます。
写真は、昨年の桜の時期に撮影したものです。

釣川さくらづつみ公園 釣川さくらづつみ公園

かつては暴れ川だった

いまでこそ、釣川は穏やかにゆったりと流れていますが、もともとは氾濫しやすい暴れ川でした。

江戸時代中期に行われた大規模な治水事業の工事区間は、宗像市田久の辻田橋上流から玄海町砂山橋までの約9.6kmに及んだそうです。

昭和に入ってからも、昭和16年、昭和28年、昭和34年と3回も大きな洪水災害に見舞われています。

釣川のやっかいなところは、流れの一部で、水面が河畔の宅地よりも高い「天井川」になっていること。
川があふれると、たちまち民家は水に浸かってしまうのです。

釣川さくらづつみ公園

憩いの場へ生まれ変わる

そこで、平成4年から「桜づつみモデル事業」が始まりました。

釣川中流域の鍵橋から赤馬橋までの間の、主に南側河畔の堤防が強化されました。
約20種類の魚類やホタルなどが棲息する川の生態系を守るため、自然と共存に留意しながら工事は進められました。

そして、強化された堤防には、桜の木が植えられました。
並木の下にはベンチやモニュメントが設置され、遊具のある公園もできました。
かつての暴れ川は、みんなの憩いの場となる河畔公園に生まれ変わったのです。

釣川さくらづつみ公園

つい1週間ほど前には雪が降りましたが、この週末からはポカポカ陽気になりましたね。
福岡県の桜の開花予想は3月26日だそうですが、一気に咲き進みそうです。
満開予想は4月4日とのことですので、2週間ほどは美しい桜が楽しめるのではないでしょうか。

ぜひ、お子さまと一緒に「釣川さくらづつみ公園」でお花見やお散歩を楽しんでみませんか?
場所など詳しくは、宗像市の公式ホームページをご覧ください。

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