楽しい子育て3「上手な子育て」

こんにちは。EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。
「楽しい子育て」連載の3回目は、子どもの変化についてお伝えしたいと思います。

 
子どもは日々成長し、変わっていきます。
ところが、その成長になかなか、ついていけない親御さんが多いようです。

今までは、親の言うことを素直に聞いていた子どもが、言うことを聞かない、あるいは反抗を始めます。
その行動を、親の方が素直に、許すことができません。

これまでと同じように、自分の言う通り、素直に(?)育ってほしいと思い続けます。
そして、子どもの勝手な行動は「いけない事だ!!」と思います。

子どもの勝手な行動は、ほとんどの親に共通した悩みです。
それでも、その難関をうまく突破して、「上手な子育て」をしている親御さんもいます。

その違いはどこにあるのでしょう。

上手な子育て

 
それは、子どもを認めることができるか、できないかにあります。
認めることができないから悩む。

悩まなくてもいいんです。
子どもを認めてあげれば良いだけなんです。

子どもは「自ら生きよう」「自分で何でもしたい」という心の叫びを発しています。
それをうまく満たしてあげると、親を信頼し、親の言葉に素直に耳を傾けるようになります。

「◯◯ちゃん、これしてくれる?」
「◯◯ちゃん、ママを手伝ってね」

そうお願いすると、子どもはいそいそと行動を始めるでしょう。
それは子どもを『一人前』だと認める言葉だからです。
子どもの「やりたい!」という気持ちに合う言葉だからです。

上手な子育て

 
マニュアル人間にだけは育ってほしくないと思うなら、この「自分でやりたい!」という気持ちを認めてあげることです。
自分で考え、自分で行動するこの大切な行いを、子どもの潜在意識の中に無意識のうちに育ててあげることです。

私たち大人の無意識の言葉がけや行動が、子どもたちの潜在意識のなかにしっかりと刻みこまれているのです。

一度、潜在意識に記憶されると、その記憶を消すのはとても大変です。
こうなると子どもは、なかなか変わってくれません。
いや、子どもだけではなく、大人である私たちも同じです。

こんな時は、子どもをいじらないことです。
子どもに変化を求めないことです。

親が変わることです。
簡単です。
シンプルなんです。
ただそれだけです。

子育ては「夢育て」です。

大きな夢、大きな志を育て、人・物・全てのものをこよなく愛し、人を助けるような仕事をする人になってほしいと願う。

親自身がそんな楽しい、すてきな夢をもって子育てをしてほしいと思います。
子どもたちは、そんな親の生き方を見ています!!