一般的に、子どもが鉛筆を持てるようになるのは2歳6か月~3歳頃です。
そろそろかなと思って鉛筆を持たせてみると
「持ち方が変!」と驚くママ・パパがいらっしゃいます。
中には、持ち方を教えようとして、厳しく叱ってしまう方もいらっしゃるようです。
始めから鉛筆が正しく持てないのは、しつけの問題ではありません。
実は、鉛筆を持たせる前にしておかなくてはならない大切なことがあるのです。

手や指先の力が弱いと持てない
手や指先の力が弱いと、鉛筆は持てません。
そのため、鉛筆を持つ前に、手や指先の力をつけておかなければならないのです。
何かトレーニングをしなければならないということではありません。
手や指先の力は、遊びながら身につけることができるのです。
今回は、「手指の力をつける遊び」4つをお教えします。
①ピンセットを使った遊び
ピンセットで色々なものをはさみ、お皿からお皿へ移動させます。

②洗濯ばさみを使った遊び
10個ほどの洗濯ばさみをつなげて遊びましょう。

③ジグソーパズル
子ども用の大きなピースのパズルを使いましょう。

④お箸遊び
手先の力がついてきたら、ピンセットをお箸に替えて遊びましょう。

大脳の中の「手指」をコントロールする領域は、全体の約3割を占めています。
つまり、手指を動かすことで、脳の広い領域を刺激することができるのです。
そのため、手は「第二の脳」と言われています。
脳の神経細胞は、3歳までに60~80%ができあがると言われているので、この時期に指先を使うことで脳はたくさんの刺激を受け、思考力・言語力・運動能力などがぐんぐん発達していくのです。
その結果として、手先が器用な子は学力の高い傾向が見られるのです。
教えて!先生154「はさみはまだ早い?」では、子どものはさみ遊びについて解説しています。
ぜひ、こちらもご覧ください。
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