教えて!先生1「落ち着き・集中力がない」

子育ての不安・疑問・悩みに、EQWELベテラン講師がお答えする「教えて!先生」シリーズ。
第1回のテーマは「落ち着き・集中力がない」です。

「少しもじっとしていない」
「話も聞かずにピューっと走っていってしまう」
「うちの子大丈夫?」

こんな風に不安に思っているパパさん・ママさん、多いのではないでしょうか?

小さな子どもの集中力は「年齢+1分」と言われています。
2歳児なら「3分」、3歳児なら「4分」です。

大人には短く感じられるかもしれませんが、その時間集中できていたら、それはとってもすごいことなのです!
「すごいね」「集中していたね」と、しっかりほめてあげてください。

さらに、子どもの普段の様子をよく観察してみると、
好きなブロックを積んでいるとき、
砂場で遊んでいるときなど、
「年齢+1分」以上に、長く集中している時間があるのではないでしょうか?

そんな時間こそ、大事にしてください。

そして、子どもの話をじっくり聞いてあげてください。
夢中になったことを、お父さん・お母さんが喜んでじっくり聞いてあげると、子どもの気持ちは満たされて、安定していきます。

積み木遊び

小さな子どもは、好奇心旺盛。
知的好奇心にあふれて、学びたい気持ちでいっぱいなのです。
そして、自我が芽生えてくると「自分の思うようにしたい」という欲求が出てきます。

目に入ったもの、興味があるものを見つけると話も聞かずにピューっと走っていってしまうこともあるかもしれませんが、年齢を追うにつれ、徐々に落ち着いて、集中できる時間が増えていきます。
だから、心配しなくても大丈夫です。

ただ、「●●っぱなし」には注意しましょう。

好奇心旺盛の子どもは、周りに物がたくさんあると、意識があちらこちらに行ってしまいます。
おうちの中で常に「おもちゃやゲームが出しっぱなし」や「テレビが付きっぱなし」など、環境が雑多になってないか、気をつけましょう。

また、砂糖の取りすぎは集中力を欠くと言われています。
おやつやジュースで砂糖をとりすぎていないかも合わせてチェックしてみましょうね。