「ベビーマッサージをしましょう」
育児書やSNSでよく見かける言葉ですが、赤ちゃんのお世話で一日があっという間に過ぎていく中「そんな余裕はない!」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、「皮膚は第三の脳」と言われていて、ベビーマッサージには素晴らしい効果があると聞いたらいかがですか?
特別なことをする必要はありません。
親子のふれあいを楽しめば良いのです。
ベビーマッサージにどんな効果があるのか、そして気軽にできる方法をお伝えしますので、ぜひ、チャレンジしてください♪
皮膚は第三の脳
話は赤ちゃんがお母さんのおなかの中にやって来たころにさかのぼります。
受精卵は細胞分裂する過程で、外胚葉・内胚葉・中胚葉という3つの層に分かれます。
脳と皮膚は、そのうちのひとつ「外胚葉」からできると言われています。
つまり、皮膚と脳はもともと同じグループから分かれたものなのです。
そのため、皮膚を通して得た情報はダイレクトに脳に届き、脳を刺激すると言われています。
抱きしめる
頭をなでる
背中をさする
このように赤ちゃんの「触覚」を刺激することが、脳を発達させると考えられるのです。
育児書などでは「ベビーマッサージは親子の絆を深める」という効果を謳っているものをよく見かけますが、なんと、赤ちゃんの脳の発達にも効果的なのです。
また、スキンシップが自己肯定感を育むこともわかっています。
ぜひ、こちらのブログもご覧ください。
(教えて!先生59「自己肯定感って何?」)
特別な準備は不要
「ベビーマッサージ」と聞くと、何か特別なことをしなければならないのかと構えてしまう方もいるかもしれませんが、そんな心配は不要です。
親子のふれあいを楽しめば良いのです。
ベビーマッサージとは、本来、直接皮膚に触れることを指しますが、服の上からでも構いません。
手足の場合は皮膚に触れ、おなかなどは服の上からで十分。
着替えやお風呂の時は、素肌に触れると良いでしょう。
オイルも使う必要はありません。
お風呂上がりに体を拭く時やおむつを替える時、一日の中で赤ちゃんに触れる機会はたくさんあると思います。
そんな時は黙々と処理するのではなく、優しく触れながら「お風呂気持ちよかったね」「きれいになったね」などと声をかけ、赤ちゃんと目を合わせて笑顔で優しく語りかけましょう。
笑顔や語りかけが、皮膚への刺激と連動して赤ちゃんの脳を刺激し、情緒を安定させ、健やかな成長を促していくのです。
ベビーマッサージの注意点
ベビーマッサージは乳児期に限らず、5歳くらいまでは積極的に行っても構いません。
愛情がたくさん必要な時期ですので、たくさんお子さんに触れてあげましょう。
また、いくつか注意点があります。
- 室温は20~25℃くらいを保つ
- 1回15分程度
- マッサージ後は新陳代謝があがっているので、水分を補給させること
- 避けた方が良い場合
・授乳後
・予防接種後48時間
・機嫌が悪い時
・肌にトラブルがある場合
EQWELチャイルドアカデミーでは、生後5か月までの赤ちゃんを対象にした「Happy Babyコース」でベビーマッサージなど、月齢別に天才脳を育てるための具体的な働きかけをご指導しています。
詳しくはHappy Babyコースをご覧ください。
また、生後6か月以上のお子さまには「幼児コース」がオススメです。
脳がぐんぐん成長する時期に、脳が喜ぶ刺激を与えて、天才的能力を引き出しましょう!
無料体験レッスンがありますので、ぜひ実際のレッスンをご体感ください♪