こんにちは。EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。
新型コロナウイルスの影響で、学校のお休みが急に始まってから1ヶ月半。
子どもが家にいると自分の時間は持てないし、食事の支度やお掃除など、家事の負担も増えます。
不安なニュースを耳にしたり、家の中に閉じこもってばかりだと、だんだんイライラしてきます。
お父さん、子育てを母親まかせにしていませんか?
子どもがイタズラをしたり、行儀が悪かったり、わがままだったりすると、
「おまえのしつけが悪い」とお母さんを責めていませんか?
お母さんはそのたびに、ストレスをためこみます。
イライラした感情で子どもと接します。
そうすると母子関係が悪くなります。
子どもは落ち着きがなくなり、ますます行儀が悪くなっていきます。
そうするとまた、お母さんはイライラしてくる。
これの繰り返しです。
お父さん、子育てにもう少し関心を持ちましょう。
男の子はお父さんが世界で一番えらいと考え、
女の子はお父さんをモデルとして、異性とはどういうものかを学びます。
子どもはいつでもお父さんを観察しています。
お父さんとの触れ合いの中で、子どもの自我が成長していきます。
子どもの行動、言葉づかいをじっと見てみましょう。
お父さんの影響がとても大きいことに気づくと思います。
お父さんは、こう思っているかもしれません。
「誰だってそれくらいのことはわかっている。こっちは生活のため必死で働いている」
本当にそうだと思います。
忙しいし、疲れている。
たまには家でゆっくりしたい。
そうなのです。
今の時代、親も子も忙しすぎます。
そこでお父さん、ひとつ提案があります。
一度ゆっくり休んでみましょう。
静かなところで1時間ほど、一人になります。
目を閉じて、ボンヤリします。
何も考えない。
肩の力を抜きます。
ほら、だんだんリラックスしてくるのを感じます。
まだ何も考えない。
頭の中は真っ白。
全身の力をスーっと抜きます。
そう、ますますリラックスが深まります。
さあ、今度は思い出してみましょう。
自分がまだ小さい子どもだった頃を。
お父さんの膝の上でユーラユラ。
抱っこされて、高い高い。
相撲をとって、お父さんをエイ、ドスーン!
肩車に乗っていい景色。
お風呂の中は、裸のつきあい。
お父さんの髪洗いは、荒っぽくてイヤだった。
背中ゴシゴシも強すぎた。
ほっぺたはヒゲでチクチク、わーわー言って逃げ回った。
たくさんの思い出が浮かびますね。
お父さんありがとう。
さあ、今度は僕の番です。
お父さんが僕にしてくれたように、僕もやってみます。
さっそく今から。
子どもは自分を認め、ほめて、愛してくれる人に対して、100パーセント心を開きます。
そして素直に、その人の言うことを受け入れてくれるのです。