こんにちは。EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。
クリスマスが終わって、「もういくつ寝るとお正月〜♪」ですね。
この冬休みに家族や親戚が集まったら、ボードゲームやトランプなどで子どもと遊んでください。
テレビゲームとは違い、昔ながらのゲームには、たくさんの学びがあります。
EQWELのレッスンでも、たくさんゲームをして遊びます。
すごろく遊びだと3〜4人でするわけですから、自分の番がくるまで待たなければいけません。
ところが、これがなかなか待てない。
子どもは「相手がいる」という状況が把握できません。
自分がサイコロを振ると、あとはしらんぷりをするか、「もう一回!もう一回!」とわがままを言う。
自分が不利な状況になってくると、「おもしろくない!」と言ってやめてしまいます。
心の子育てで、大切なことが二つあります。
一つは、自分の感情がコントロールできること。
もう一つは、人を思いやることができること。
がまんすることも、人を思いやることも、昔ながらのゲームを通して学ぶことができます。
テレビゲームをすることも遊びには違いありませんが、がまんや思いやりは育ててはくれません。
お父さんやお母さんが相手になって、たくさんゲームをして遊んであげてください。
そして、子どもを叱らないお父さんやお母さんを見かけますが、他人に迷惑をかけた時はきちんと叱るべきです。
子どもの気持ちを大切にしすぎるあまりに「だめよ、だめよ」とうわべだけの言葉で、中途半端な叱り方ではだめです。
毅然とした態度で教えましょう。
日ごろから子どもに愛を伝え、親子一体感を育てていると、毅然とした強い言葉ぐらいで親子関係が壊れることはありません。
むしろそうした中途半端な叱り方の積み重ねが、思春期に苦しい親子の戦いを生むのです。
学年が大きくなるほど、がまんを身につけさせるのは大変です。
がまんできないから、わがままになります。
ところが学校や社会では、そうそうわがままは通りません。
子どもは、遊びを通して学んでいるのです。
子どもが遊びなしに学ぶことは不可能なのです。