教えて!先生9「子どものコロナストレスが心配」

子育ての不安・疑問・悩みに、EQWELベテラン講師がお答えする「教えて!先生」シリーズ。
第9回のテーマは「コロナストレス」です。

新型コロナウイルスが猛威をふるい、テレビもネットも、連日コロナの話題ばかり。

「感染してしまうかも・・・」

そんな不安が体を固くさせていませんか?

親が息苦しさや不安を抱えていると、子どもにもそれが伝わってしまいます。
ただでさえ、子どもたちは、楽しいことが次々とキャンセルされたり、お友だちと会える時間が少なくなったりと、ストレスを抱えています。

そこで今回は、家の中で親子一緒に、ストレスや不安を和らげる方法をお伝えします。
 

しっかり触れ合う

まずは、親子でしっかり触れ合う時間をつくりましょう。

抱きしめると、子どもの身体は安心してほぐれていきます。
柔らかくて温かい子どもを抱きしめることで愛情ホルモンが出て、パパやママの体も心も柔らかくなります。

子どもを抱きしめる
 
しっかり愛情を伝えあったら、次はこちょこちょ遊びをしてみましょう。
「キャッキャッ」と笑いながら、酸素をいっぱい吸って、より身体がほぐれます。
こちょこちょしているパパやママも笑顔になりますよね。

一日に1回でもこんな時間を持てたら、おうちの雰囲気がガラッと変わるはずです。

また、親子一緒にする「雑巾がけ」もおすすめです。
雑巾を持った手を左右に大きくふると、脇が伸びて、横隔膜がよく動き、呼吸がラクになります。
四つん這いをするだけでも、おなかがぶら下がり、消化排泄がよくなります。

雑巾がけ

家族みんなでおうちをピカピカにしましょう!
 

しっかり声を出す

家の中にいると、しっかり発声する機会が少なくなります。
普段は大きな声を出すことで発散しているストレスが、行き場をなくしています。

そこで、絵本の登場人物になりきって、セリフを言ってみるのはいかがでしょう?
アニメの歌を登場人物になりきって歌うのも楽しいかもしれません。

身体を動かしながら歌えば、心も身体もほぐれていきます。

歌って踊ろう
 

プラスの言葉を使う

普段より意識して、プラスの言葉をたくさん使うようにしてみましょう。

「ありがとう」
「大好きだよ」
「うれしい」
「楽しい」

お子さまに対してはもちろん、おもちゃや植物にもプラスの言葉をかけてみましょう。

「ぬいぐるみさん、いつも遊んでくれてありがとう」
「桜さん、毎年きれいに咲いてくれてうれしいよ」

EQWELの小学生コースでも、カイワレ大根の種に声をかけると成長が変わるという実験があります。
プラスの言葉には、計り知れないパワーがあるのです。

家庭菜園を始めるのに良い季節になりました。
プランターでもいろんな野菜が育てられます。
親子で声をかけながら、毎日の成長を楽しんでみませんか?

家庭菜園
 
声を出して、いっぱい笑って、体を動かして、プラスのエネルギーをいっぱい取り入れましょう。
体も心も安心してほぐれると、息が楽になります。
息が楽になると、酸素がいっぱいカラダに入って、頭も、体も、心も健やかになります。