カウンセリングのエッセンスを利用して、親子関係をまるく円滑にする、新しいコミュニケーション法です。
EQWELチャイルドアカデミー5教室を運営するユニバーサルアカデミーの社長であり、ひげ先生と親しみを込めて呼ばれている田口圭二先生が編み出したものです。
(これまでの◯づけ子育てはこちら)
よくある子育てのお悩み②
「正しい叱り方が出来ているのか気になります」
(お悩み①「子どもがとにかく言うことを聞いてくれないんです」はこちら)
今までたくさんのお母さん・お父さんたちに「◯づけ」をレクチャーさせていただいた中で、もっとも多く聞かれた質問がこれです。
子どものコトバや考え、行動のすべてに◯をつけて受け入れるのが「◯づけ」です。
それは、子どもの感じ方・考え方を否定しないということであって、子どもがやることのすべてを許すという意味ではありません。
子どもを社会で通用する一人前の大人に育てるために、間違ったことをしたらビシッと叱りましょう。
4つのやってはいけないこと
特に、「わがまま・いじわる・うそ・反抗」の4つはいけません。
子どもが「わがまま・いじわる・うそ・反抗」をしたら、毅然とした態度で叱りましょう。
ただ、頭ごなしに怒ってはダメです!
例え子どもが間違ったことをしていても、どんなときでも「◯づけ」です。
相づちを打ちながら、子どものコトバをオウム返ししてください。
そして、質問をしながら愛のある眼差しで子どものココロを見極めましょう。
わがままだと思ったことが、寂しさから拗ねているだけかもしれませんし、反抗に見えたことが、ただ単に遊びに夢中になっているだけかもしれません。
叱るときの3つの注意事項
叱るときは次の3つに注意しましょう。
①人格を否定するようなコトバを使わない
どのような状況であれ、人格自体を否定するコトバは厳禁です。
子どもは親に人格否定されると、自分自身を否定するようになります。
叱られる原因になったこと、つまり子どもが実際にやったことを明確にして、どうすればいいかを肯定的なコトバで伝えましょう。
「いつも遅いんだから」
↓
◎ Good
「決められた時間を守ろうね」
②感情的になって怒らない
子どもを叱る前には、できるだけ冷静になりましょう。
感情的なまま怒ってしまうと、暴言や言い過ぎの原因になります。
暴言や言い過ぎは、子どもだけでなく、あなた自身も傷つけます。
感情的になったときほど「◯づけ」が活躍してくれます。
相づちやオウム返しをしながら、子どもを観察しているうちに、冷静になれるでしょう。
③ズバッと端的に叱る。長引かせない
しつけは、何が良くて何が悪いか、子どもに分かってもらうのが一番の目的。
お母さん・お父さんのストレスを発散するための機会ではありません。
子どもでもわかるように、悪かったことを端的にズバッと叱りましょう。
そのあと子どもが改善したら、しっかりと褒めることを忘れないように!
- 「わがまま・いじわる・うそ・反抗」をしたら、毅然とした態度で叱る
- 叱るときは「否定しない・感情的にならない・ズバッと」
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次回は、生活リズムの乱れについてお話しします。