教えて!先生109「英語の成績が二極化!?」

最近、中学校や高校で「英語」の成績が二極化しています。

2011年に小学5年生から英語が『外国語活動』として必須化され、
2020年にはそれが小学3年生に引き下げられました。

現在の中高生は、小学校で英語を学んだ子どもたちです。
それなのに、なぜ、英語の成績が良い・悪いに二極化しているのでしょうか?

そこには、『中1の壁』が立ちはだかっているようなのです。
 

小学英語と中学英語のギャップ

小学校の英語の授業は、歌を歌ったり、ゲームや工作をしたり、自己紹介やあいさつをしたり。
英語に対して抵抗感をなくすため、『聞く』『話す』を中心とした授業が行われています。

一方で、中学校では文法や長文読解、単語テストなど『読み』『書き』を中心とした内容に変わります。

楽しかった「英語」が急に難しく感じられ、このギャップについていけない子どもたちが「英語嫌い」になってしまう傾向があるのです。

実際に、中学英語は難しくなっています。
中学1年生の学習範囲は「be動詞・一般動詞・過去形」でしたが、2021年度からは「疑問詞・過去進行形」が加わりました。
さらに、私たち親世代が高校で習った「仮定法」や「現在完了進行形」なども、中学校の学習範囲に追加されているのです。

この『中1の壁』をスムーズに乗り越えるには、どうしたら良いのでしょうか?
 

中1の壁
  

『聞く』『話す』と同時に『読む』『書く』力もつける

英語の成績が二極化しているのは、小さい頃から英語を習っていたか、習っていなかったかが大きな要因のようです。
ただ、習い事として一般的な「英会話」は、『聞く』『話す』に特化したものが多く、『読む』『書く』は後回しになりがちです。

EQWELチャイルドアカデミーの英語コース「小学生クラス」では、『聞く』『話す』『読む』『書く』の4技能を同時に学ぶことができます。

レッスンの前半30分では、
【英語を聞く→文字を読む→声に出す】というトレーニングをします。

ネイティブスピーカーが普段話す速度で、月に102単語・32フレーズが1回のレッスンに登場します。
月4回のレッスンで、この102単語・32フレーズの【聞く→読む→声に出す】を何度も繰り返します。

初めのうちは早くてついていけないという子も、半年も経てば、しっかり声に出して読めるようになります!
声に出して読めると、グンと楽しさが増し、
「もっと上手に、もっとたくさん読みたい」という気持ちになるようです。
自分の声を聞くことで、発音の上達にもつながります。

そして、後半30分は『書く』が加わります。
【聞く→読む→声に出す】をしたフレーズを、鉛筆で【書く】のです。

小学生になると、ただ書き写すだけならササッと終わらせてしまう子もいます。
ポイントは発音をしながら、スペルを書くということ。
スペルと音を結びつけながら覚えるのです。

この訓練を重ねていれば、初めて見る単語に出会った時も、予想して読めるようになります。

「聞いて意味はわかるけどスペルは書けない」とか、
「スペルは知っているけど読めない」ということがなくなっていきます。

このようなレッスンを受けていた子どもは、中1の壁を感じることはありません。
 

英語コース「小学生クラス」
  

自ら学ぶ力をつける

「英語が楽しい!」と感じられた子どもは、どんどん自ら学ぼうとします。
その意欲をぐんぐん伸ばす秘密のアイテムがあります。

それは、EQWELチャイルドアカデミーの教材に含まれる「EQトークペン」です!
 
EQトークペン
 
教材のテキスト部分にEQトークペンで触れると、単語の音声が流れます。
一人でも【読む→聞く→声に出す】ができます。

小学校から高校卒業までに習う英単語は、4,000〜5,000語です。
この膨大な『単語』を受け身で習得することは不可能に近いことです。
ストレスなく英語を受け入れ、自ら進んで英語に触れる環境を保てるかはとても重要です。

「EQトークペン」は、子どもたちの学習習慣化をサポートします。
 
英語成績の二極化
 
『聞く』『話す』『読む』『書く』の4技能を身につけた子は、中1の壁を感じることはありません。
中学生になって英語の授業内容が変わっても、『英語が分かる!好き!楽しい!』と思えるはずです。