教えて!先生130「3年保育の入園準備」

3年保育で幼稚園(またはこども園)に入園する場合は、昨年末までに手続きを済ませていることと思います。
入園までおよそ3ヶ月。
4月以降、子どもは一日の大半を目の届かない場所で過ごすことになります。

親と離れて大丈夫?
先生の言うことが聞ける?
お友だちを作ることはできる?

など、新生活に向けて不安は尽きないと思います。
そこで今回は、入園まで3ヶ月の間に準備しておくべきことをご紹介します。

「自信」をもたせるために「自立」を

これまで、身の回りのことは親がしてあげていたと思いますが、入園後はある程度、自分のことは自分でできなくてはいけません。
自分のことが自分でできる、つまり自立できていると、子どもは自信を持ちます。
園生活で自立ができていると「園=楽しい場所」と認識することができるのです。

とは言え、まだ3歳の子どもですから、すぐにできるはずはありません。
これから3ヶ月かけて、少しずつ以下のことができるように練習していきましょう。

自分でできるようにすること
  • 衣服の着脱
  • 食事(立ち歩かず座って食べる)
  • 排泄(排泄後の後始末)
  • 清潔(手洗い・手洗いの後の手拭き)

また、園生活が始まると、同じ時間に登園することになります。
毎朝バタバタして不機嫌になってしまうと「登園=楽しくない」と認識してしまいかねないので、基本的な生活習慣も見直しましょう。

生活習慣の見直し
  • 早寝早起き
  • 朝食は決めた時間内に食べ終わる
  • 排泄(排便のタイミング)

「◯◯しなさい!」「まだ◯◯してないの!?」などと叱るのはNGです。
「◯◯できてすごいね!次は◯◯をしようね!」など、ほめながら自信を持たせてあげましょう。

着替え

園は「楽しい場所」

園生活への不安と焦りから
「◯◯できないと先生に怒られちゃうよ!」
「◯◯しないと幼稚園では誰も遊んでくれないよ!」などと、ネガティブな言葉をかけている方を見かけます。

このような言葉がけをすると、子どもは「園=楽しくない場所」と思い込み、園生活を楽しむことができません。

「園=楽しい場所」と思ってもらえるように、期待を膨らませるような言葉がけを心がけましょう。

期待を膨らませる言葉
「お友だちがたくさんできるから楽しみだね」
「お着替えができるから先生にほめられるね」
「幼稚園のおゆうぎ楽しそうだね」 など

ママ・パパが不安に思っていることは、
「子どもが園生活を楽しめるかどうか」だと思います。
子どもにプラスの言葉をかけてあげることで、子どもはもちろん、親自身もプラスな気持ちになれます。

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