EQWELチャイルドアカデミー宗像教室は、世界文化遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の中心的存在「宗像大社」で有名な宗像市にあります。
宗像大社では、様々な祭典行事が行われています。
師走の15日前後の日曜日には「古式祭」が行われるということで、宗像教室のスタッフが参加してきました!
古式祭とは
古式祭とは、約八百年の歴史を持つお祭りで、宗像大社独自の収穫感謝祭です。
一年間の勤労に感謝し、今年の収穫物を神前に捧げるとともに、「御菓子」と呼ばれる特殊新撰(江口浜で収穫されたゲバサ藻、温州ミカンの原種とされる九年母、菱餅など)をお供えします。
このお祭りの後には、お供え物をいただく御座があります。
御座料を支払うと、誰でも参加することができます。
古式祭は朝6時から始まります。
早朝にも関わらず、寒空の下おおよそ100人の方が列に並んで待っていました。
5時半に開門し、受付が始まりました。
御座料2,000円を支払い、宮座証をいただくことができました。
厳かな雰囲気の古式祭
6時になり、いよいよ古式祭の始まりです。
10人ほどの神職が静かに拝殿に座られました。
その場には100人以上いるにもかかわらず、物音ひとつしません。
神職の祝詞の奏上、そして、柏手の音だけが厳かに響きます。
最後に「古式祭 古歌」を参列者全員で奏上します。
独特な節だったのでうまく歌うことができませんでした。
また来年も参列して、うまく歌えるようになりたいと思いました。
にぎやかに楽しむ御座
古式祭のあとは、お待ちかねの御座です。
会場には、一人ひとりにお膳が用意してあります。
「ドンドコ、ドンドコ」という太鼓の音で御座が始まります。
一人ずつ幣束でお祓いを受けます。
そして、みなさんと一緒にお神酒(ノンアルコールの甘酒)をいただきます。
いよいよ御膳に用意された「御菓子」をいただきます。
お箸は手作りの栗箸で、ごはんには稲穂が刺さっています。
おかずはアオサの味噌汁、酢の物、高野豆腐、九年母、お餅、煮物など盛りだくさんです。
しかも、アオサのお味噌汁はおかわりができました!
神職の方がこよりを一人ひとりに差し出し、くじ引きが始まりました。
一等は縁起物の大きなお面。
二等はお酒一升。
三等・四等はお酒四合です。
残念ながらハズレでしたが、おとなりの方に三等が当たったので、幸運をお裾分けしていただいた気分になりました♪
最後にみんなで柏手を一つ打ち。
締めの太鼓が「ドンドコ、ドンドコ」と鳴り、御座はこれにて終了。
あっという間の1時間でした。
帰る頃に夜が明け始め、神々しい朝日を拝みながら帰ることができました。
来年はお子さまを連れて、参加してみてはいかがでしょうか?
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