◯づけ子育て４「理想はココロ＝コトバ」

まさにその通り！
人は一人では生きていけません。
自分とは違う他者と関わることで、初めて自分のことが分かってきます。
自分ではない誰かの気持ちを想像することが思いやりを育てますし、誰かに刺激されてこんな人になりたいと理想を描くことが出来ます。

そして、親と子どものキズナは人生の最初に築く、最も濃密な人間関係。
当然ながら、子どもの人格形成に大きな影響を与えます。

皆さんは、今お子さんととても大切な時期を過ごしているのです。

ただ、あまり深刻に考えすぎなくても大丈夫。
お父さんお母さんが楽しくリラックスしていることは、子どもにとって非常に大切なことなのです。

仕事や家事を終えて子どもと過ごす時間の前に、これから学ぶ「◯づけ」の内容を少しだけ思い出してください。
そうすれば、スッと肩の力が抜けて、子どもと笑顔で向き合うゆとりが湧いてくると思います。
　

「◯づけ」の理想は、ココロ＝コトバ

　
「◯づけ」が目指すのは、ココロとコトバがイコールになった、愛が溢れる素直なコミュニケーションです。

そのために、お母さんお父さんの胸に広がる深い愛情（＝ココロ）が、誤解なく、子どもにきちんと届くコトバを使う必要があるでしょう。
また同時に、「◯づけ」で使う丁寧なコトバにふさわしい、ゆとりのあるココロ、愛が溢れる穏やかなココロを普段からキープするように心がける必要があります。

ココロとコトバがお互いに高め合い、親子のキズナを深めるコミュニケーションを目指していきましょう。

そして、そのようなコミュニケーションが取れるようになる頃には、どんな嵐にも負けない、強く揺るぎない親子関係が築けていることでしょう。

いつも笑顔で、信頼し合える親子になるために・・・。

　
次からは、「◯づけ」のコトバ遣いとココロ遣いを一緒にマスターしていきましょう！