こんにちは。EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。
「楽しい子育て」連載の2回目は、私が実際に体験したことをお伝えしたいと思います。
A君は、年中の生徒さんでした。
教室ではイスに座っていることさえ、ほとんどできません。
いつもウロウロしています。
借りた物は、投げて返します。
先生とお話しても、なかなか意志の疎通ができません。
アッカンベーのお返しです。
そこで、お母さんとじっくりと話し合い、次のことを実行してもらうことにしました。
- 愛をしっかり伝える。そのために、子どもを毎日、強く抱っこする。
- その時「お母さんはAちゃんを愛してます。いつもAちゃんといっしょです」と耳元でやさしく言う。
- 子どものいたずら行動は、一度受け入れる。
- 少しでも何かができたら心から認め、ほめてあげる。
さあ、一週間後です。
別人のA君が教室に入ってきました。
借りた物は「ハーイ」と言って返してくれました。
レッスンの最後に少しだけ歩き回ったくらいで、ほとんどイスに座って、先生のお話を聞いてくれました。
上記のことを、一週間してもらっただけです。
たったこれだけのことで、子どもは変わります。
親が変わると、子どもはすぐその日から変わります。
子どもをマイナスのイメージで見ていませんか?
「あれができない、これができない」
「言うことをひとつも聞かない」
あなた自身が家族からこんな見方をされたら、どう思いますか?
当然、反発するでしょう。
喧嘩にもなるでしょう。
イヤでしょう。
子どもだって同じです。
生まれた時から反発している子どもはいません。
成長とともに、親である私たちがそう育てたわけです。
毎日の子どもとの会話の中で、子どもがそうなるように育ててしまったのです。
子どものせいにされたらたまりません。
子どもたちに大人並みの会話力があれば、反発することでしょう。
認めてあげましょう。
子どものわがままやイタズラがはじまったら、力で抑えつけようとするのは間違いです。
でも、甘やかすのとは違います。
してはいけないことは、きっちりと教えましょう。
「ダメなものはダメです」と毅然とした態度で教えましょう。
この時、子どもとの間にしっかりした愛が伝わっていれば、ちゃんと理解してくれます。
自分が変われば良いということは、ほとんどの親は頭では理解しています。
でも、なかなか実行できない。
そこで私がすすめるのは、「自律訓練法」「イメージ法」です。
とても簡単で、いつでもどこでもタダでできます。
しかも効果のほどは、たくさんの実証例があります。
興味がある方は、EQWELのスタッフにお尋ねください。