登校前、「早くしなさい!」とうるさく言わなければ、子どもはのんびり。
さっさと身支度を済ませて学校に行ってほしいのに、朝からガミガミ・・・!
毎朝のようにバタバタするのは、親も辛いですよね。
幼稚園・保育園までは、身支度や食事など、生活リズムを整える「おけいこ」をする時期ですが、
小学生になったら、自ら行動できるように「実践」していかなければなりません。
そこで今回は、子どもが自ら考え行動できるようになる方法をお教えします!
目の前のことに集中してしまう
小学校低学年のうちは、まだ客観的に物事を捉えることができません。
「◯◯は先にやったほうがいい」
「◯◯はあとでもいい」
といったような優先順位をつけることができず、つい目の前のことに意識が集中してしまいます。
だから、朝ごはんをゆっくり食べたり、テレビをボーッと見続けてしまったりするのです。
小学生になったとはいえ、まだ成長段階です。
少しずつ「時間の使い方」や「優先順位のつけ方」を学ばせていきましょう。
朝の行動を書き出す
まず、朝起きてから学校に行くまでにしていることを、親子一緒に書き出してみましょう。
- おきる
- かおをあらう
- あさごはん
- テレビをみる
- はみがき
- きがえる
- きょうかしょなどのじゅんび
- トイレにいく
- ハンカチ・マスクをいれる
- とうこう
行動を書き出して振り返ることで、自分を客観的に見つめる練習ができます。
また、書き出してみると、意外に多くのことをしていることに気づきます。
このことから、時間の感覚を育てるきっかけを作ることができるのです。
スケジュールを立てる
次に、書き出した行動を「やるべきこと」と「やりたいこと」に分けます。
グループ分けをしたら、1項目ごとに付箋に書き、「やるべきこと」の中の優先順位を意識しながら順番を決め、時間に合わせたスケジュールを立てます。
- 6:30
おきる
きがえる
あさごはん - 7:10
かおをあらう
はみがき
トイレにいく - 7:30
きょうかしょなどのじゅんび
ハンカチ・マスクをいれる - 7:40
とうこう
立てたスケジュールは、見やすいところに貼っておきましょう。
このように時間と優先順位が目に見えてわかると、子ども自ら「やりたいことは朝わざわざしなくてもいいんだ」ということに気づきます。
スケジュールにあわせて行動してみる
次の朝、自分で立てたスケジュールに沿って行動させてみましょう。
行動してみて順番を変えた方がよさそうなところがあれば、柔軟に変更してください。
計画を立てる→やってみる→見直す→改善する
このパターンを繰り返すことで、子どもが自分で考えて行動する習慣が身に付きます。
付箋を使うと、行動したものを外すことで「やったか、やらなかったか」を確認しやすくなります。
また、スケジュールを組み直すときにも付箋を並べ替えるだけで良いのでオススメです。
翌日、いつもと違う予定があるなら、前の夜に組んでおきましょう。
これで、朝バタバタすることも徐々になくなっていきます。
EQWELチャイルドアカデミーの小学生のクラスでは「朝の過ごし方、寝るまでの過ごし方」を見直します。
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「人間としていかに生きるか」を学ぶ「人間学」を取り入れています。
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