「漢字が覚えられない」
「算数の文章題ができない」など、
小学校入学前後に勉強のつまずきで悩んでいる方がいるようです。
勉強が嫌い、または成績が悪い
集中力がない
運動が苦手
こんな様子が見られる場合は、
子どもの才能の問題ではなく、目の機能の問題が原因の可能性があります。
本人には訴えようがない
視力検査の判定が良くても、両目でものを捉える力が弱ければ、ものを正しく見ることはできません。
ものを捉える力が弱い場合、手元の教科書に焦点を合わせきれず、漢字の「二」が二重に見えて「三」のように見えてしまいます。
子ども本人は「文字がゆがんで見えている」とは教えてくれません。
なぜなら、そのゆがんだ状態が常に起きているため、本人にとってはそれが当たり前なのです。
私たちと同じように見える経験が無いので、訴えようがありません。
子どもが間違ったように読んだり書いたりするのは、その子が今、どのように見えているのかを教えているのです。
文字が覚えられなかったり、勉強ができなかったりするのは、親の教え方が悪いせいでも、子どもがいい加減なせいでもありません。
「見る力」を向上させれば、現状が改善する可能性があります。
まずは「見る力」が育っているかをチェック
次のチェックリストにいくつ当てはまりますか?
お子さまと一緒にチェックしてみてください。
- ノートから文字がはみでることがおおい。
- 本を読むとき、文字を指でなぞっている。
- 家でゲームばっかりやっている。
- じっと座っていることが苦手。
- 勉強していても、すぐに飽きる。嫌になる。
- 話を聞いているのかいないのかわからない。
- ボールを使って遊ぶのが、好きではない。
- よく転んだり、ぶつかったりする。
- 同年代の他のお子様より幼く感じる。
- 机に向かっている姿勢が悪い。
もし、1つでも当てはまれば、目に何らかの問題を抱えている可能性があります。
しかし、「見る力」はビジョントレーニングで改善するので、諦める必要はありません。
見る力(視覚)は、以下の3つで構成されています。
①はっきり見る力(視力)
②立体的に見る力(両目の協調運動)
③目と脳とからだで見る力(脳の情報処理能力)
見る力が育っていない子どもは、②③が発達していない可能性があります。
止まっているものや動いているものを両目でしっかりと捉えたり、
外で体を思い切り使って遊ぶことで、
正しい目の動かし方を学び、目からの情報を正しくキャッチできるようになります。
また、空間の捉え方が上手になるため、文字をバランスよく認識し、バランスよく書けるようになります。
「目の学校」で楽しみながら
EQWELチャイルドアカデミー筑紫野教室の「目の学校」では、50分のレッスンの中で、「目の体操」や「目と手や目と体の連動性を高めるトレーニング」を行います。
トレーニングといっても、子どもにとっては遊び感覚。
楽しみながら「やりたい気持ち」をあと押しします。
目の学校の通室生のYさんに、入室前と現在の様子についてお母さまに伺いました。
- 文字が枠からはみ出す
- バランスを取るのが難しく、一本橋(平均台のようなもの)の上を歩けない
- 後ろ歩きが苦手
- 文字が枠からはみ出ることがなくなった
- お手本を見ながら文字を書くことができるようになった
- バランスがとれるようになり、一本橋から落ちずに渡れるようになった
- 後ろ歩きができるようになった
本人にも改善された実感があるようで、すきあらば後ろ歩きをしようとするそうです。
Yさんのように見る力が改善すると、勉強や運動も楽しくなります。
お子さまの目の状態を知りたい方のために、EQWELチャイルドアカデミー筑紫野教室では、目の使い方チェック(完全予約制)をご案内しています。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
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