エコー写真で、胎児が指をくわえている様子を見たことはありませんか?
これは、赤ちゃんの自主トレと言われています。
- 手をどう動かしたら口元まで食べ物を運べるか
- どのタイミングでどのくらい開けたら食べ物を口に入れることができるか
指を口に入れるという行為を繰り返しながら、こんなことを学んでいるのです。
また、羊水を飲むのも、口に入れたものを飲み込むための練習だと言われています。
このように、おなかの中の赤ちゃんは、生まれてくる前から意思をもって成長しようとしているのです。
妊娠20~25週で耳が聞こえる
一般的には、妊娠20~25週で胎児の耳の器官ができあがり、音が聞こえるようになると言われています。
おなかの中の赤ちゃんに向かって積極的に話しかけましょう。
「お父さんもお母さんも、あなたが生まれるのを楽しみに待っていますよ」
「今からおそうじするよ」
「もう少ししたら、この部屋で一緒に遊ぼうね」
「今日のごはんはね・・・」
話す内容は自分の行動の実況中継、胎児へ伝えたいことなど、何でも自由に。
絵本の読み聞かせもおススメです。
おなかの中で聞きなれた声は、赤ちゃんにとってなじみあるものとなるのです。
妊娠中こそ良い関係づくりを
妊娠中は、穏やかな気持ちで過ごせばその穏やかさが、
イライラした気持ちで過ごせばそのイライラが、
胎児にダイレクトに伝わります。
胎児は、日々のちょっとした気持ちの変化を敏感に受け取ります。
ママはもちろん、周りの家族にもそのことを理解してもらい、意識して過ごすことが必要です。
おなかの赤ちゃんに積極的に話しかけて、一緒に子育てを楽しんでもらいましょう。
子どもを授かったときから、「家族」は始まっています。
パパ・ママ、お兄ちゃん・お姉ちゃん、おじいちゃん・おばあちゃんなど、家族みんなを巻き込んで、たっぷりの愛情と正しい知識でおなかの赤ちゃんと接することで、みんながより良い関係を築くことができるのです。
妊娠期間を胎児と一緒に楽しく過ごすための大切なポイントを知っておくことで、初めての妊娠・出産でも安心して臨むことができます。
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胎教コースを受けて生まれてきた赤ちゃんは、「表情が豊か」「情緒が安定している」「夜泣きをほとんどしない」などの特徴がみられます。
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