「赤ちゃんはどうやって生まれるの?」
子どもにこんな質問をされたら、どう答えるか準備していますか?
4歳〜6歳ごろになると「赤ちゃんはどこから来るのだろう?」と興味を持ち始めることが多いようです。
そこで今回は、幼児向けの性教育について考えてみたいと思います。
慌てないよう準備をしておく
どんな質問でも、まずは「いい質問だね」と受け止めましょう。
そして、「◯◯ちゃんはどうだと思う?」と質問を返し、子どもがどんなことに興味をもっているのか、子ども自身はどう考えているのかを把握しましょう。
慌てずに対処するためには、準備が必要です。
本やインターネットで情報を集めておきましょう。
お子さまと一緒に、絵本や動画を見るのもオススメです。
画像:amazonより引用
『あっ!そうなんだ!性と生』は、「絵本編」と「解説編」の2部構成になっているオススメの本です。
「解説編」には、子どもへの話し方、伝え方のポイント、配慮したいことなどが書かれています。
入門書として、お子さまと一緒に読んでみてはいかがでしょうか?
YouTube『助産師HISAKOの子育てチャンネル』には、年齢別の「いのちの授業」がアップされています。
「幼児向け」はお子さまにもわかりやすい内容で、16分ほどなのでお子さまも飽きずに見られると思います。
具体的な質問への答え方
子どもから具体的な質問をされた時の回答例をいくつかピックアップします。
ぜひ、参考にしてください。
赤ちゃんはどこから生まれてくるの?
赤ちゃんは産まれる前に、女の人のおなかにある「子宮」という場所で育つんだよ。
そして、だいたい10ヶ月経つと、「子宮」から外につながる「腟」を通って産まれてくるんだよ。
その腟は、女の人のおしっこが出るところとうんちの出るところの間にあって、「命の通り道」とも言われているのよ。
赤ちゃんはどうやってできるの?
赤ちゃんは、命のもとである男の人の「精子」と、女の人の「卵子」とが出会うことによってできるんだよ。
(どうやって出会うのかを知りたがれば)男の人の性器を女の人の性器にくっつけて、命の通り道に精子を送り届けるんだよ。
パパとママもしたの?
もちろんしたよ。
◯◯ちゃんがママとパパのところに来てほしいと思ったからね。
ただし、今も性行為をしているかどうかなどの質問には、「それはママとパパとのヒミツのことだから教えられないよ」と線を引くといいでしょう。
こうすることで、子ども自身も「自分のプライベートな話は話さなくていいんだ」と学ぶことができます。
もし、これまでに質問をはぐらかしたり、間違ったことを教えていたとしたら、その間違いを認めて訂正できるといいですね。
「この前どうやって赤ちゃんができるか聞いてくれたよね。あの時はうまく答えられなかったけど、勉強してきたから今伝えてもいい?」と、改めて時間を取って伝えてみましょう。
成長するにつれて、子どもの興味や関心に、驚かされることが多くなるかもしれません。
その好奇心が学びのきっかけになれば、子どもの世界や未来は、どんどん豊かに広がっていくのです。
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