寝返りやハイハイを始める前の赤ちゃん。
泣いたらだっこ、おむつを替える、ミルクをあげる。
「この繰り返しで一日が終わっていくなぁ」なんて思っていませんか?
ただ寝かせているだけではもったいないですよ!
この時期こそ、積極的に運動させることで、体や脳の発達を促すことができます。
その運動ひとつが「うつぶせ」です。
「生後0か月からうつぶせをさせて良い」とお伝えすると驚かれることが多いのですが、実は、うつぶせは赤ちゃんにとっても良い運動で、親子のコミュニケーションまで取れるんです♪
正しい方法をマスターしましょう!
発達は上から下へ
赤ちゃんの運動機能は「上から下へ」という順序で発達します。
首がすわる(生後4か月~5か月ごろ)
↓
お座りができる(生後6か月~7か月ごろ)
↓
ハイハイする(生後6か月~10か月ごろ)
ただ、赤ちゃんは自ら運動できるわけではないので、運動させてあげなくてはいけません。
適切な働きかけをすることで、赤ちゃんの運動機能を高めることができます。
運動は脊髄や延髄などを刺激します。
赤ちゃんの頃からしっかりと鍛えておくことで、その後の言葉・記憶・思考などの発達を促します。
新生児期は「うつぶせ」
新生児期(生後0~1か月)の赤ちゃんにオススメの運動が「うつぶせ」です。
うつぶせは、首のすわりを促します。
首がすわると、物を見る力が伸び、その後の発達も促されます。
うつぶせ運動は首すわりに必要な首まわりや背中の筋肉だけでなく、その後のお座りやハイハイなどに必要な腰まわりの筋肉を鍛えて、体幹部分の発育を促します。
赤ちゃんにたくさん声かけしながら、遊び感覚でうつぶせ運動を楽しみましょう。
「◯◯ちゃん、うつぶせしますよ~」「上手にできたね!」「楽しかったね!」など、積極的に話しかけて、コミュニケーションを取りながら進めることも大切です。
うつぶせ運動の仕方
呼吸を妨げないよう、少し硬めのマットなどの上で行います。
首がすわっていないので、首の後ろを支えて、ゆっくりと体の向きを変えます。
うつぶせにしている間は、目を離さないでください。
苦しそうなときは、無理をせずに抱き上げましょう。
EQWELチャイルドアカデミーの「HappyBabyコース」では、生後0か月から5か月までの赤ちゃんを対象に、月齢に合わせた働きかけの仕方をお教えしています。
レッスンでは「うつぶせ」のほかにも、様々な運動をご紹介しています。
また、おうちでも同じように働きかけができるようにフォローしていますので、赤ちゃんとどう過ごしていいのか迷うことなく、親子の時間を楽しむことができます。
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