0歳から1歳くらいの赤ちゃんを育てるお父さん・お母さんから、夜泣きついて相談されることが結構あります。
睡眠が十分にとれないと、赤ちゃんがちゃんと育たないかもしれないし、
家族も満足に眠れなくて体調を崩すかもしれないし、
ご近所に迷惑をかけているかもしれないし、
悩みは尽きませんよね。
そこで今回は、朝・昼・晩の習慣を見直して、夜泣きを卒業するコツをお教えします!
朝:パターン化する
朝は家族と同じ時間に起こしていますか?
せっかく眠っているからと寝かしたままにせず、家族と一緒に起こして、みんなから「おはよう」と声をかけてもらいましょう。
目が覚めたらパジャマから昼間の服に着替え、顔を拭いてあげるなど、起きた時にすることを2~3個パターン化しておくと、朝のリズムが赤ちゃんの身につきます。
昼:たっぷり動く
天気が良ければ、1日1度は外に出ましょう。
暑さ寒さ、聞こえてくる音、匂い、目に入るものなど、すべてが赤ちゃんにとっては新鮮なものばかり。
様々な刺激を受けることで、ほどよく疲れます。
室内では、うつぶせ・寝返り・ハイハイ・つかまり立ちなど、身体をしっかり動かしてあげましょう。
昼寝は、午後3時くらいまでには済ませます。
夕方にずれこむと、夜眠たくなる時間もずれ込んでしまいます。
そして、赤ちゃんが昼寝している間に、お母さんも体力を温存するために休みましょう。
がんばりすぎは禁物ですよ。
夜:寝る前のお風呂と暗めの照明
大人も同じですが、体温が下がることで眠気を感じます。
寝る前にぬるめのお風呂に入れましょう。
テレビを消すか、またはボリュームを控えめにして静かに過ごしましょう。
部屋の照明を少し落とすのもオススメです。
夜中:焦らない
夜中に赤ちゃんが目を覚ました時、すぐに抱き上げていませんか?
抱き上げずにそっと背中をさすったりして、静かにあやしてみましょう。
意外とこの方法でうまく眠りに戻れることがあります。
本格的に泣き始めてしまったら、いろいろな抱っこを試してみましょう。
縦抱き、横抱き、膝にのせる、おなかにのせるなど。
少しでも泣き止みやすい抱き方や、楽な抱き方をみつけれられるかもしれません。
意外かもしれませんが、なかなか泣き止まない原因は、あやしているパパ・ママの「表情」かもしれません。
「寝てくれない」という焦りから、顔がこわばっているのかもしれませんよ。
赤ちゃんは敏感なので、こちらの不安な気持ちがしっかりと伝わるのです。
できるだけ心穏やかな状態で赤ちゃんと接しましょう。
赤ちゃんは、おなかの外の世界に一生懸命慣れようとしているのです。
日々、成長を感じるのと同じように、夜泣きもいつか卒業できる日が来ます。
だから、焦らなくても大丈夫ですよ。