「英会話ができる」
それはとても素晴らしいことです!
わが子が外国人と物怖じせずコミュニケーションをとっている姿を想像すると、ワクワクしますよね。
ただ、日本で生活していて、関わる人はほぼすべて日本人という環境で、英会話ができる必要はあるのでしょうか?
答えは、2021年から改訂された文部科学省の「学習指導要領」の中にあります。
この新学習指導要領の中学校「外国語教育」には、「4技能5領域」という指標が明示されています。
- 4技能
「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「書くこと」 - 「話すこと」を細分化して
「話すこと(やり取り)」と「話すこと(発表)」の合計5領域
グローバル化、情報化に対応できる能力を持つ子どもを育てるため、話すことを細分化した2つの領域が追加されたのです。
「話すこと(やり取り)」が英会話ですね。
そして、「話すこと(発表)」は自分の考えを英語で書いたり、伝えたりする力ということです。
実際、昨年度の福岡県立高校入試に、
アメリカから来たばかりの留学生と仲良くなるために
『一緒にスポーツ観戦をする』『一緒に料理をする』のどちらが良いかを選び、
さらにその理由を説明するという英作文の問題が出題されました。
私たち親世代の英語教育とは、大きく様変わりし、自分の考えを英語で表現する能力が求められているのです。
「高校受験なんてまだまだ先・・・」
そう感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
英語は早く始めれば始めるほど良いきちんとした理由があるからです。
『英語耳』の獲得は6歳まで
6歳まではすべての音(=すべての周波数)に対応できる耳を持っています。
日本語と英語では、音の周波数が全く違います。
日本語の周波数が125~1,500ヘルツであるのに対し、英語の周波数は2,000~12,000ヘルツと高いのです。
幼児期は全ての周波数に対応できる耳をもち、細かい音を正確に聞き分けることができます。
逆に、6歳を過ぎると「聞いたことがある音」しか聞き取れなくなってしまうのです。
だから、幼児期は聞き取りの黄金期なのです。
私たちは細かい発音まで聞き取れる耳のことを『英語耳』と呼んでいます。
『英語耳』を獲得するには、とにかく英語の音に慣れるしかありません。
幼児期は数年しかありません。
この大切な時期にできるのは、「大量の英語の音に触れる」こと。
この時期は「話すこと(=アウトプット)」よりも、「聞くこと(=インプット)」が大切なのです。
英会話よりも大切な「聞くこと」。
それが将来の英語力アップのために、遠回りのようで、近道なのです。
中学校で習う単語が倍増
2020年まで中学校で習う英単語は約1,200語でしたが、
2021年以降は、小学校で600〜700語、中学校で1,600〜1,800語と、最大2,500語に倍増しました。
高校で習う1,800語〜2,500語を加えると、小・中・高の9年間で約5,000語を覚える必要があります。
私たちEQWELチャイルドアカデミーの英語コース「幼児クラス」では、6歳までに【5,000語以上】の英単語を習得します。
これは、脳科学のメソッドに基づいた幼児期ならではの方法で身につけるからこそ、これだけ大量の語彙を獲得することができるのです。
その詳しい方法は、7月2日・11日に開催するセミナー「『英会話ができる』が本当のゴール?」でお伝えします。
わが子にとって「英語」が「勉強」になる前に、
楽しく本物の『英語力』を身に着けさせてあげましょう♪
参加費は無料、生後6か月〜年長のお子さまとご両親2名まで参加OKです!
ぜひ、ご参加お待ちしています。