「子どもに英語を習わせているが、身についているかわからない」
「子どもが英語を話そうとしない」
日本で生活をしていると、なかなか英会話する機会には恵まれません。
英語や英会話を習っているお子さんはもちろん、
2020年から小学校で英語が必修化されたので、学校の授業で習った単語・フレーズがあるはずです。
それを1つでも2つでも、日常生活の中で使うこと。
この積み重ねが英会話の上達に繋がります。
そこで今回は、家庭でできる英会話上達法をお教えします!
持っているものを活用しよう
新しい教材を買う必要はありません。
まずは、お手持ちの英語の絵本や教材を活用しましょう。
英単語や短文を見て声に出す(=音読)、これだけです。
考えることも、覚えることもありません。
子どもがしようとしない場合は、親が率先して音読する姿を見せることから始めましょう。
ポイントは簡単なものから始めること。
例えば、幼児が使うような短い文章がオススメです。
I like salad.
I play the piano.
My mother makes sandwiches.
毎日声に出して読むと、スラスラ読めるようになり、そのうち覚えます。
覚えたら、単語を変えたり、文章をアレンジしたりと、少しずつ変化させてみましょう。
I don’t like salad.(否定文にアレンジ)
I play dodgeball.(楽器→運動に)
My father makes sandwiches.(主語を変える)
少しアレンジするだけで、もうそれは自分の言葉として使えたことになります。
子どもがしないのであれば、まずは親がお手本を見せてください。
親が英語を使っていれば、子どもも徐々に恥ずかしがらずに覚えた英文をアレンジするようになります。
親子の会話を英語で
一日に1回でも2回でも、親子の会話を英語に置き換えてみましょう。
こんなフレーズで問いかけてください。
What are you doing?
初めのうちは、お子さんの答えまでセットで決めておいてもOKです。
I’m eating sweets.
慣れてきたら、答えを変えてみましょう。
それが自分のことを伝える、表現する練習になります。
I’m doing homework.
I’m playing a game.
I’m watching TV.
I’m washing dishes.
毎日、同じやり取りでOKです。
知っている英語を使って、とにかく声に出すことが大事なのです。
見たものを英語で
家庭での親子英会話に慣れてきたら、いよいよ実践編!
外出中に見たもの、見えたものを子どもに質問してみましょう。
万能な一文はこれ!
What’s this?
What’s that?
答えは見たもの・見えたものに単語を置き換えるだけです。
It’s a car.
It’s a Christmas tree.
It’s my school.
単語が浮かばない時は、単語の部分は日本語でもOK。
そして、あとで親子一緒に調べると良いですね!
スーパーで果物をみて、
It’s an apple!
学校の帰りに月を見て、
It’s the moon!
難しく会話をしようとしなくても大丈夫。
身のまわりに見えるものを英語で声に出せば、この積み重ねが会話力・語彙力のアップにつながります。
EQWELチャイルドアカデミーの英語コースのレッスンは、基本的に全て英語で行います。
初めのあいさつから、簡単な会話でのやり取りも、全て英語です。
小学生クラスは、CDで英語を聞いたら、必ず自ら声に出します。
幼児期と異なり、インプットからアウトプットすることが大切なのです。
聞いて→声に出して→書く
これを一連の流れとして行います。
ご自宅での取り組みには「音声ペン」を使います。
テキストの音声対応部分にペンをかざすと、その部分を読み上げてくれる優れものです。
だだ聞くだけでなく、自分で文字を見ながら意識して「聞いて、言う、聞いて、言う」の繰り返しが簡単にできるのです。
好きなところだけ、できる所からでも取り組みが可能です。
英会話上達の近道は「声に出す!見た物を言ってみる!」
そして、学校での授業や英語レッスンにでてくるフレーズや単語を使って、自分なりのバリエーションを増やすこと。
そうすることで自然に会話へと繋がっていくのです。