新型コロナの影響で、子どもを思いっきり遊ばせる機会が減っていませんか。
このままだと身体がしっかり育たず、発達に支障が出るのではないかと心配されている方もいるかもしれません。
実際に、コロナの影響が出る以前から、子どもの運動機能の低下が問題視されています。
- けがをしやすい子が増えている。
- 筆圧が弱すぎるため、濃い鉛筆を使わなければならない。
- 体重移動がうまくできず、歩いたり走ったりする動きがぎこちない。
- 体幹がしっかり整っていないため、姿勢が崩れやすい。
このような子どものロコモティブシンドローム(=運動機能の低下)は、赤ちゃんの頃からの適切な発達を促せば、予防することができます。
3歳まで五感に豊かな刺激を
生まれた瞬間から、赤ちゃんは「五感」を使って学んでいます。
人間の脳の大きさは、おおよそ3歳には成人の脳とかわらない大きさまで成長します。
それまでに豊かな刺激を受け続けることが、身体の発達を促すことにつながります。
「五感」と「運動」は関係ないように思えますが、「感覚統合」という言葉をご存知でしょうか?
感覚統合とは、視覚、聴覚、触覚などたくさんの感覚情報を、必要なものとそうでないものに分けて整理したり、関連づけたりしながら、毎日の生活がスムーズにいくようにするための働きです。
あらゆる能力の基礎をつくるには、たくさんの情報を整理・分析し、十分に機能させることが必要なのです。
幼いうちに五感に豊かな刺激を与え、感覚統合を促すことが、運動機能低下の予防にもつながるのです。
助産師による身体づくりのコツ
EQWELチャイルドアカデミー荒尾教室は、助産師として全国でご活躍されている古賀ひとみ先生をお招きし、0歳から3歳の子育てに関する『オンラインセミナー』を開催することになりました。
古賀先生は、助産師という立場から、子どもの身体のつくり方の研究をされ、全国で公演活動などでご活躍されている先生です。
また、「脳づくり」については、20年以上に渡り幼児教育の第一線で活躍し、その教え子は1,000人を超えるベテラン講師 EQWELチャイルドアカデミー大牟田・荒尾教室 熊川室長が担当します。
子どもの成長に必要な刺激の与え方を具体的に学ぶことで、親子の遊びの質がぐんと高まります。
参加費は無料ですので、ぜひご参加ください。
- 伸びる子を育てる心と身体のつくり方 ~0−3歳編〜
- 2021年6月27日(日) 10:30〜12:00
- 参加方法:Zoom