みなさんは子どもの頃、勉強は好きでしたか?
それとも、嫌いでしたか?
自分のことはともかく、
「わが子には勉強が好きな子になってほしい」と願うのは、みなさん同じなのではないでしょうか。
学習の習慣化については、教えて!先生14「勉強が好きな子に育てるには?」でお伝えしましたので、こちらもご参照ください。
今回は、幼児期からできる勉強が大好きになる方法をお伝えします!
小学校入学時点の語彙力が重要
子どもは、赤ちゃんの頃から耳に入る「言葉」で知識を得ています。
やがて文字を覚え、自分の力で知識を得ることができるようになります。
小学校に入学した時に知っている言葉が多ければ多いほど、教科書を読むスピードが速くなり、知識の習得も速くなります。
また、たくさんの言葉を知っていると、思考が深くなり、表現力が豊かになります。
つまり、勉強好きな子に育てるためには、語彙力の豊かさが最も重要なのです。
一見、語彙力は「国語」にしか関係しないようですが、すべての教科に必要な力です。
「算数」の文章問題は、読解力がなければ解くことができません。
「生活」の調べ学習や観察も、言葉を知っていなければ調べたりまとめたりすることができません。
小学校で本格的に勉強が始まった時、授業がわからなくて戸惑うか、授業が楽しくてどんどん学びたくなるかは、それまでに得た語彙力に大きく左右されるのです。
学びの楽しさを知った子どもは、自ら机に向かい、知識をぐんぐん吸収していきます。
つまり、勉強が大好きな子どもになるのです。
語彙を豊かにするには、「読書」が一番効果的です。
では、どうすれば子どもは読書をしてくれるようになるのでしょうか。
赤ちゃんの頃から読み聞かせ
脳科学や幼児教育の研究では、
「人間の脳は6歳までに90%完成する」と言われています。
EQWELチャイルドアカデミーでは、赤ちゃんの頃からの読み聞かせしていただくことを推奨しています。
目標はひと月に100冊です。
読み聞かせを続けていると、子どもたちは自分で興味のある本を手に取ってパラパラとページをめくったり、声に出して読んだりし始めます。
そのため、子どもの手に届くところに「本棚」を置いておくことをオススメします。
さらに、この本棚にある工夫をするとより効果的です。
リビングに本棚を置く
本棚は絵本専用のものもたくさんありますが、オススメしたいのは家族みんなの本を置く「リビング本棚」です。
お父さん・お母さんの本、お兄ちゃん・お姉ちゃんの本、そして、絵本。
様々な本をリビングに置くことで、子どもは好きな本を手に取ることができます。
子どもは、親やきょうだいが読んでいる本を無意識に覚えてしまいます。
題名を覚えていることで、大きくなった時に、その本に興味を持って読むかもしれません。
お父さんやお母さんの読む本が気になって、ページを開いてみるかもしれません。
そして、その内容をちょっと読んでみるかもしれません。
可能であれば、読書の時間を決め、家族みんなリビングに集まって読むのも良いでしょう。
興味を持って夢中になるなら、絵本でなくても良いのです。
さらには、「本」に限らなくても良いのです。
画集に夢中になって、アートの道に進むきっかけになるかもしれません。
写真集に夢中になって、カメラに興味を持つかもしれません。
CDやレコードに夢中になって、音楽を始めるかもしれません。
子どもが夢中になったことについて、親子の会話が弾めば、より深く理解するようになるでしょう。
子どもの可能性は無限大です。
リビング本棚が、その可能性を広げる扉になるのです。
EQWELチャイルドアカデミーでは、6歳までに7,000語の語彙(一般の小学6年生レベル)の習得を目指して、フラッシュカードをはじめ、漢詩漢文や近代文学・古典文学・百人一首の暗唱などを行っています。
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