楽しい子育て4「私にどう育ってほしいの?」

こんにちは。EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。
「楽しい子育て」連載の4回目は、小学生以上の子どもをお持ちのお父さん・お母さんにお伝えしたい内容です。

 
子どもの能力を、「学力」または「点数」で決めていませんか?

算数や国語、音楽や体育など、学校の成績だけで「人間の値打ち」や「能力の有無」が決まるものではありません。

「点数主義」や「競争原理」で子育てをしてはいけないことは、ほとんどの親御さんは理解しています。
しかし、学校のテストや通知表を見て、ついつい子どもをマイナスに見てしまう。
大手塾の公開テストの結果に、一喜一憂する。

子どもは、一人ひとり、それぞれが自分の得意な分野で『一番』になる素質を持っています。
そのすばらしい素質や才能で「世の中に貢献する人になってほしい」と願って、子育てをしてほしいと思います。

子育て

 
これからの時代は、どんな人材を求めているのでしょうか。

二十一世紀は、個・感・創・心・人間の時代と言われます。
これは次の言葉を簡単にしたものです。

二十一世紀は「個性」の時代である。
二十一世紀は「感性」の時代である。
二十一世紀は「創造性」の時代である。
二十一世紀は「心の時代」である。
二十一世紀は「人間性の時代」である。

 
過去の教育では、全ての子どもが到達する基準があって、それに到達させることができれば、教育の目標が達成されたとしていたのです。

でも、これからの教育は、何よりも「人間性を高めること」を教育の大きな目標と考えるようになったのです。
過去の人々は「物質」が中心の考え方で生きてきましたが、これからは「心」が中心の生き方が主流になるということです。

教育が大きく変わりつつあることを知らないで、相変わらずの「競争原理」「点数主義」で子育てをしていませんか。

心と脳は、一つにつながっています。
心を育てると、脳が自然に“自ら”学ぼうとします。

「人の役に立ちたい」と思う心は、そのためには何をしたらいいのかを脳に伝えます。
脳は考えます。

心を育てるということは、脳を育てるということです。
そうすると、「点数主義」で育てなくても、すばらしい点数を取れるようになります。

自ら学ぶ子ども