EQWELチャイルドアカデミー大牟田教室から30分ほどの場所に柳川市があります。
元々、柳川市の南西部は海で、干潟の水はけをするために掘った水路を「掘割」と呼びます。
この掘割は930kmもあるため、柳川市内には至るところに美しい水の風景が広がります。
そのため柳川市は「水郷 柳川」として福岡県を代表する観光地になりました。
今回はこの「水郷 柳川」の中でお子さまとのおでかけにオススメの場所をご紹介します!
「西国一の強者」を祀る三柱神社
三柱神社は、「西国一の強者」と称された百戦錬磨の武将である初代柳川藩主 立花宗茂、その妻の誾千代、岳父(妻の父)の戸次道雪の三神が祀られている有名な神社です。
参道を歩くと、「シャリシャリ」という砂利を踏みしめる音と、鳥のさえずりが響き渡ります。
静寂な時間を楽しむことができます。
この三柱神社の欄干橋(太鼓橋)のたもとに川下りの「松月乗船場」があります。
西鉄柳川駅から徒歩5分とアクセスが良いので、三柱神社に参拝した後に川下りを楽しむと良いかもしれません。
寒い時期は、船の上にこたつが登場します。
船頭さんが北原白秋の船唄を歌いながら竿を上手にさばいて、狭いお堀をゆったり進むので、小さなお子さまも一緒に楽しめますよ。
女の子の幸せを願って
柳川商店街の中にある「柳川よかもん館」には、新鮮な魚介や野菜・果物をはじめ、米・味噌・醤油、柳川名物の海苔やうなぎ、工芸品まで特産品が揃っています。
この「柳川よかもん館」には、日本一の巨大さげもんが飾られています。
2月11日から4月3日までの「柳川雛祭りさげもんめぐり」期間中は、ひな壇も飾られています。
さげもん飾りとは、7本の糸に7個ずつの飾り物と、中央に2個のまりを吊るしたものです。
縁起の良い鶴やウサギ、ひよこ、這い人形などの布細工と、鮮やかな糸で巻き上げた「柳川まり」をあわせて、1つのさげもんに飾りは51個も。
この「五十一」には、四重苦労(四十九)しなくても良いように、また、人生を五十年よりも長生きできるようにという願いが込められています。
柳川で初節句に「さげもん」を贈る風習は江戸末期に始まったと言われています。
女の子の赤ちゃんが一生幸せに育ってほしいという願いを込めて、祖母や母親、親戚や友人が着物の端布や布団の残り布を利用して様々な縁起物を作って贈るのです。
女性を守る神社
日吉神社の入り口では、巨大なお多福が参拝者を迎えます。
御利益は、縁結び・安産・子授けといった家族に関連するものが中心です。
というのも、日吉神社は女性の安全を守護する神々を祀っているそうで、女性特有の病気の平癒祈願ができることで知られています。
境内にはヤギなどの動物がいるので、子どもたちにも人気のスポットです。
あの詩人の生家はすごい豪邸
明治から昭和初期に活躍した詩人 北原白秋。
EQWELチャイルドアカデミーの教材「らんらんどうよう」の中にも、白秋の作品がいくつか載っています。
白秋は海産物問屋に生まれ、父の代には柳川で一、二をあらそう酒造業を営むようになりました。
そのため、白秋が生まれた家はとても大きく、敷地内に堀があるほどでしたが、明治時代の火災でほとんどが失われていました。
しかし、昭和から平成にかけて復元され、著書や遺品などが数多く展示されています。
EQWELチャイルドアカデミーでは、幼い頃から日本の歴史や文学にたくさん触れます。
柳川観光では、目や耳で学んだ物の“ホンモノ”を見ることができますよ。
「柳川雛祭りさげもんめぐり」の期間中は、様々な場所にさげもんやひな人形が飾られ、イベントが開催されます。
ぜひ、春のおでかけにいかがでしょうか?
EQWELチャイルドアカデミーでは、無料体験レッスンを随時受け付けています。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください!