EQWELチャイルドアカデミー宗像教室のよど先生です。
みなさんは、子どもがゴミを拾ってきたとき、どうしていますか?
お子さまの「何でも拾ってきてしまう問題」は、よくご相談を受ける内容の1つです。
先日、ある公園でこんな様子を見かけました。
ママと一緒に来ていた男の子が、急に走り出して空き缶を拾い、
「ママー♪」と言って、その空き缶をママに渡そうとしました。
すると、そのママは、
「汚いから、ポイしなさい!」と言ったのです。
私は一瞬、「ん?」と思いました。
なぜなら、このお母さんは「汚かったら、ゴミはその辺に捨てて良い」と教えているように聞こえてしまったからです。
ゴミ拾いは良いこと?悪いこと?
でも、よく考えてみるとこのお母さんは、こう考えていたのかもしれません。
空き缶の口で指を切ってしまったり、中にはタバコの吸い殻が入っているのかもしれない。
猫の忌避剤やネズミ駆除の薬が撒いてあるかもしれない。
万が一のことを考えると、このママが取った行動にもうなずける部分はあります。
でも、やはり・・・
批判を恐れずに言えば、私なら「汚いから、捨てなさい!」とは言わないと思います。
ゴミ拾いって「良いこと」ですか?
それとも「悪いこと」ですか?
意味や目的は人それぞれ
私は、母から「ゴミは拾いなさい」とか「ゴミ拾いは良いこと」みたいなことは、一切言われたことはありません。
子どもの頃に私がゴミを拾って持ち寄ると、母は何も言わず受け取って、カバンや袋に入れていたそうです。
「拾ってくれてありがとう」と言われた記憶は無いですし、母も言った記憶は無いそうです。
「ゴミ拾いは、良いこと」
「ゴミ拾いは、悪いこと」
そこに、どんな意味や目的をつけるかは、人それぞれ。
意味をつけるなら、子どもたちにはステキな意味をつけて伝えてあげたいなぁと、私は思います。
ゴミ拾いは“運”を拾う?!
メジャーリーガーの大谷翔平選手は、試合中にグラウンドのゴミを拾い、世界中から称賛されています。
そのきっかけは、2015年、チームの大先輩 稲葉篤紀(現 侍ジャパン監督)が、ベンチ前のゴミを拾ったのを見て感動して、それを真似るようになったそうです。
そして、彼自身はそれを「人が捨てた”運”を拾っている」と表現しています。
また、言葉の持つ「波動」を研究しているある学者によると、「ゴミ拾い」の波動は、「世界平和」の波動と似ているそうです。
だから、「ゴミ拾い」をすると「世界平和」につながるとも言っています。
「ゴミ拾い」が「自身の運気アップ」や「世界平和」につながるなんて、なんとステキなことでしょう!
お子さまの「何でも拾ってきてしまう問題」を、成長・しつけのために、ステキで楽しい意味付けをしてみてはいかがでしょうか?
EQWELチャイルドアカデミーでは、子育てのお悩みをサポートしています。
レッスンの内容が気になる方は、ぜひ体験レッスンへお越しください。
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