小学生になって初めての夏休み、
『絵日記』の宿題に苦戦している小学1年生が多いようです。
低学年のうちは、親の助けがないと宿題を終わらせるのは難しいでしょう。
そこで、親子で『絵日記』に取り組む方法と、上手になるステップをご紹介します!
初めは『絵』だけでもOK
子どもが歩けるようになるには・・・
つかまり立ちができるようになる
→伝い歩きができるようになる
→はじめの一歩が出る
→数歩ずつ歩けるようになる
→歩き回るようになる
こんな段階を経てきたはずです。
『絵日記』も同じように、段階を経て、徐々にかけるようになれば良いのです。
「小学生になったのだから、ページを埋め尽くす『絵』と『文章』をかかせなくては!」
こんな風に意気込んでいる保護者がいらっしゃるかもしれませんが、これは間違い。
初めは『絵』だけでもOKなんです。
では、絵日記を完成させるために、どんなステップを踏んでいけば良いのでしょうか?
徐々にステップを踏んでいく
宿題だと気負わず、少しずつ夏休みの思い出を記録していくと良いでしょう。
かき始めから、徐々にステップを踏んでいきます。
- まずは『絵』から
子どもが描くのは『絵』だけでOKです。
何を描いたかを子どもに尋ねて、親が文章を書いて見せます。 - 『文字』をまねさせる
親が書いた文字を見せて、子どもに文字を書かせてみましょう。
『文字』→『単語』→『短文』と、少しずつ書く量を増やすと良いでしょう。 - 質問して書かせる
「どんな色?」など、子どものイメージを膨らませる質問をして、その言葉を書かせてみましょう。 - 表現の幅を広げる
「もしも◯◯だったら?」など、想像させて表現の幅を広げていきます。
このステップは『言葉』にばかりフォーカスを当てているように思えるかもしれませんが、続けるうちに『絵』にも変化が表れ始めます。
何を描いているのかよくわからなかった『絵』が、親が見ても「確かにそうだ」と思える絵に発展していくのです。
文字も絵も、子どもが書き(描き)続けることで進化し、完成していきます。
このステップを、親が焦らず、楽しみながら続けることが大切なのです。
子ども自身は、きれいに魚の絵が描けないことにも、「さかな」ときれいに書けないことにも、全く焦っていないのです。
なぜなら、描いたものは子どもにとっての「魚の絵」であり、書いた文字は子どもにとっての「さかな」だからです。
「自分で表現できたこと」自体が素晴らしいことなのです。
それを褒め、成功体験として積み重ねることで、自信につながっていくのです。
絵日記は3歳から始められる
EQWELチャイルドアカデミーでは、3歳から絵日記の取り組みを始めます。
小学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんに弟さん・妹さんがいたら、ぜひ一緒に始めてください。
絵日記を始めたばかりの事例をご紹介しましょう。
筑紫野教室Rくん(3歳)の絵日記です。
初めて描いた絵日記です。
「アンパンマン」「くるま」「ゆきだるま」と、お母さまがRくんに何を描いたのかを聞いて、言葉を添えてくださいました。
絵は線の塊の段階で、判別は難しい状態ですね。
次は、2ヶ月後の絵日記です。
お母さまが「りんご」と書き添えてくださいました。
赤いクレヨンで大きな丸が描かれていて、りんごの特徴を捉えています。
わずか3歳のお子さまが、たった2ヶ月でここまで成長できるのです。
小学生なら、短期間でできるようになりますよ♪
EQWELチャイルドアカデミーでは、年齢に合わせたプログラムでお子さまの心の成長をサポートします。
また、育児についてのお悩みにはベテラン講師がお答えします。
無料体験レッスンがありますので、ぜひ実際のレッスンをご体感ください♪