イベント「『英会話ができる』が本当のゴール?」を開催しました

7月2日・11日にEQWELチャイルドアカデミー筑紫野教室で「『英会話ができる』が本当のゴール?」をテーマにしたイベントを開催しました。
大好評だったセミナーの内容を、詳しくご紹介します!

【真の英語力】とは「英会話」止まりではなく、自分を表現したり、相手に説明したり、説得したり・・・

これからの世代に求められる「真の英語力」をつけるために、幼児期から始めることを3つご紹介しました。
 

真の英語力をつけるために
  1. 【語彙力】の土台作り
  2. 英語を英語で理解できる力
  3. 英語に触れる環境作り(学びの習慣)
 
この3つの具体的な方法を、参加者のみなさんと一緒にやってみました。
 
英語イベント
 

基本概念は「歌」で

1月~12月、曜日、お天気などの基本概念は、「歌」で覚えるのがオススメです!

子どもたちって、テレビや動画で見たCMやアニメソングを完璧に覚えていますよね。
あのチカラを利用します。

メロディーに合わせてフラッシュカードを見ながら、リズムを取りながら、「音(発音)」と「イメージ(映像)」を一致させます。

EQWELオリジナルソングは、初めて聞くメロディでもリズムに乗りやすく、口ずさみやすい歌なので、子どもたちはすぐに覚えてしまいます。
「歌」は英語をイメージで捉える取り組みの一つです。
 

「フラッシュカード」で五感を刺激

今回のセミナーでは、動物(animals)、果物(fruits)、気持ち(Feelings)という3種類のフラッシュカードを行いました。

「まだ知らない生き物いたかな?」
「おいしそうな果物あったかな?」
「あの顔はどんな気持ちかな?」

フラッシュカードを見てイメージ(視覚)しながら、英語の音(聴覚)の刺激をたくさん受けました!

動物や果物は、その形のおもちゃを見たり、触ったり(触覚)もしたから、みんな興味津々。

「こんなにいろんな動物・果物・気持ちがあるんだ・・・」

英語を英語のままでイメージできたね!

この3種類のフラッシュカードだけでも、100近くの単語が出てきます。
短時間で語彙が増えますね!
 
フラッシュカード
 

英語で声をかける

最後に英語で声をかけながら、おもちゃを見せたり、動いてみたりをやってみました。
 
英語イベント
 

many⇔few(多い⇔少ない)ってどういううこと?

果物(strawberry、grape、pineapple)を使って、多い⇔少ないをイメージで受け止めるアクティビティをしました。

籠の中いっぱいのイチゴ、そしてほんの少しだけ籠に入ったイチゴを比べて・・・

There are many strawberries, there are few strawberries.
There are many.
There are few.

何度も繰り返し英語で声をかけ、イチゴのおもちゃを見せます。
おもちゃがたくさん出てきて、子どもたちは目が離せません。

手に取ってみたり、食べようとして口へ持って行きそうになったり・・・!

It’s a strawberry.
Do you like it?
Do you want to eat them?
It’s sweet and little bit sour.
It’s nice and delicious!!

おもちゃに触れながら、たくさん英語の声かけをしました。
 

What color is this?(これは何色?)

2つ目のアクティビティは、色に触れました。

「バッグの中から、何色が出るかな?」といって小さいボールを取り出します。

What color is this?
It is red.
I have red.
It is yellow.
You have yellow.
Which color do you like?
I like red.
You like red, too!
This is the same color.
This is the different color.

取り出す動作に合わせて、たくさんの英語の声かけをしました。
 
英語イベント
 

まとめ

幼児期に効率的な語彙の習得方法、それは何と言っても言葉のシャワーをたくさん浴びること、そして多種の英語の音に触れることです。
なぜなら、幼児期はどんな音も聞き取ることのできる「無敵の耳」を持っているからです。

幼児期にこれらの取り組みをしないのは、本当にもったいないことです。
今しかできないことから始めましょう!

また、英語を英語のまま理解する力をつけるには、まず英語を英語のまま自然に受け入れられる事が大切です。
幼児期は、何となくのイメージで物事を受け入れられる貴重で短い時期です。

何となく受け入れられる、理解するということは、日本語に訳さず英語を理解するということ。
おもちゃや身近な具体物を使い、アクティビティや実生活でこれを鍛えていくことで、長い会話や文章、早いスピードの英語に対応できるようになります。

そして、ご家庭でも遊びながら英語に触れる環境づくりが必要です。

CDを聞き流しし、多くの音に触れる環境を作ることに加え、普段からちょっとした物や目に付いたもので自然に声かけをしてみてください。

何度も同じ場面や状況を繰り返すうちに、
「何となくこんなこと言っているのかな?」と感じ取るようになっていきます。

アクティビティは、生活の一部に取り入れやすいものですので、何度も繰り返し使って、自然に英語に触れさせ、自然に学び・理解につなげていきましょう!

そして何よりも、「楽しい!」という感覚が大切です。
親も子も一緒に学び、「面白い!楽しい!」と感じればどんどん吸収していきます!