「もうすぐ育休が終わって、
いよいよ保育園デビューが迫っているけど・・・
この子はやっていけるのかしら?」
育休中はママと二人きりの時間が長いですし、
いきなり大勢のお友だちの中に預けて大丈夫なのか、不安になりますよね。
子どもにとって大きな変化のひとつは、集団生活の中の「順番を待つ」ことです。
これまで独り占めできていたこと、自分の思うようにできていたことが、集団生活の中ではそうも行かなくなります。
保育園デビュー前に、少しでも「待つこと」に慣れておきたいですね。
そこで今回は、待ち上手になるコツをお伝えします!
心の成長のチャンス
「待たされること」は、子どもにとって決して悪いことではありません。
むしろ、待たされることは「心の成長のチャンス」です。
待つ経験を通して、子どもは「何でも思い通りになるわけではない」ことを知り、自己コントロールの方法を学ぶのです。
初めのうちは泣いて訴えることもありますが、
「泣きながら自分を整えていく」過程を経て、やがて泣かずに我慢できるようになります。
パパやママは、「泣かせてしまった」「かわいそう」などといった罪悪感を感じる必要はありません。
泣くことも大切な成長の過程なのです。
「待たせ方」のコツ
それでは、具体的な「待たせ方」のコツを2つお教えします。
- 数を数える
- 待ち時間を楽しみの時間にする
①数を数える
大好きなイチゴを食べる時を例にしてみましょう。
テーブルの上に置いたイチゴを子どもに見せながら、3秒数えます。
抱っこでゆらゆら揺らしながら気を紛らしたり、座れそうなら膝の上で抱っこしてみましょう。
最初は3秒待てたら大成功です!
次から少しずつ数を伸ばしていきましょう。
この方法で10秒待てたらすごい!
この方法は、数の概念も身につけることができます。
②待ち時間を楽しみの時間にする
イチゴを準備している時に待ちきれなくて、「早く!早く!」と言ってくることもありますよね。
そういう時は「おいしそうだね〜!いい匂いだね〜!どこで食べようか?」などと声をかけ、気持ちを盛り上げましょう。
このような声掛けは「待ち時間=楽しみの時間」として、子どもの心に刻まれていきます。
この2つの方法ともに、大切なのは待てたことをその場でほめることです。
「◯◯ちゃん、上手に待てたね」と目を見て、笑顔でほめます。
待つことの成功体験をくり返すことで、少し待てば望みが叶うことを子どもは学びます。
やがて安心して待つようになり、泣きわめくことも減っていきます。
こうなれば、もう「待ち上手」間違いなしです!
EQWELチャイルドアカデミーの幼児コースのグループレッスンでは、おもちゃを渡すときに「待つおけいこ」をします。
すぐに欲しがってぐずるお子さまには、
「◯◯ちゃん、待っててね~」と笑顔で声かけしながら順番に渡していきます。
そして、「◯◯ちゃん、上手に待てたね〜」と、一人ずつみんなの前で名前を呼んで、ほめながらおもちゃを渡します。
月齢に合ったプログラムで、お子さまの自己コントロール力を育みます。
体験レッスンは無料ですので、興味がある方はぜひご参加ください。