「イライラして、子どもをガミガミ叱ってしまう・・・」
子育て中の方なら、誰でも一度は経験があるのではないでしょうか。
イライラするのは自分も辛いし、ガミガミ怒られているわが子もかわいそう。
本当は、笑顔で子育てしたいですよね。
そこで、子育て中のイライラがすぐにスーッと消える方法や、笑顔で子どもと接し続けられる方法をお教えします!
妊娠中・出産時の写真やビデオを観る
素早くイライラを鎮めるには、妊娠中や出産時の写真やビデオを観るのがオススメです。
妊娠中は「元気にさえ生まれてくれればそれでいい」
誕生した時には「この子がいてくれさえすれば他に何もいらない」と思ったはずです。
イライラしている今のあなたは、わが子に対して過度な期待を押し付けているのかもしれません。
妊娠中や出産した時の気持ちを思い出せば、イライラがスーッと一瞬で消え、心が落ち着くはずです。
『できない』ことはできないのではない
どんな時にイライラしてしまうか思い起こしてみてください。
- おでかけの準備中に、かんしゃくを起こす
- 食事の準備をしている時に、おなかが空いたと騒ぐ
- 他の子が使っているブランコに乗りたがってグズる
- 約束の時間になったのに、遊びをやめない
イライラするのは、子どもが自分の思い通りに動いてくれない時ではありませんか?
毎日していることなのに『できない』
いつも言い聞かせているのに『できない』
約束したことなのに『できない』
わが子に『できない』という烙印を押しているのではないでしょうか。
あなたが思う「子どもの『できない』こと」は、『できない』のではありません。
「経験がないから分からない」か「経験したけれど覚えていない」だけなのです。
子どもは日々、「初めての経験」を積み重ねています。
小さければ小さいほど、「初めての経験」だらけなのです。
「わからないこと」「覚えていないこと」は、丁寧に教えていきましょう。
かんしゃくを起こしたり、騒いだりすることも、
「気持ちを上手にアピールできるようになった」
「グズりながらだけど、ちゃんと待とうとしてくれている」など、
「まさに“今”学んでいる」ことを受け止めて、しっかり寄り添ってあげると子どもは落ち着きます。
大切なのは、自分の考え方と見方を変えること。
自分が変わると、全てがプラスに感じられるようになるのです。
『楽しい子育て8か条』を思い出す
それでも人間ですから、イライラする、ガミガミ叱ってしまうこともあると思います。
そんな時は、読むだけで笑顔になれる「魔法の言葉」があります。
いつでも見られるような冷蔵庫やトイレに貼って、口ずさめるようにしておきましょう。
出産時には子どもの誕生を、自然に感謝できたことと思います。その初心に返ることで、今の子どもの姿も丸ごと受け止められるようになります。
ま:毎日の変化と成長を楽しむ
子どもは日々急激に変化し、成長しています。その過程で目についたことを叱るのではなく、ゆったりと子どもを見守り、成長を楽しみましょう。
く:比べない
他人と比較してほめられても、ほめられなかったとしても、子どもは自己肯定できません。もし比べるのなら、その子自身の昔と今を比較しましょう。
こ:心と体と脳をバランスよく育てる
心だけ、体だけ、頭だけを育てるのは不可能です。すべてはつながっています。これらをバランスよく育てると、将来的には伸びしろが広がります。
こ:子どもの未来を明確にイメージする
子育てで大切なことは、未来をしっかりとイメージすることです。子どもの「今」の姿は途中経過であると考え、将来に希望を持って育てましょう。
ち:ちょうどよい加減に関わる
過干渉でも、関わらなさすぎでも、子育てはうまくいきません。自分でかたよっているかなと感じたら、ちょうどよい加減を目指しましょう。
よ:良いところをいつもさがす
子どもの良いところがみつかれば、ほめたくなりますし、叱らなくても済みます。そこに目を向け続ければ、子どもの自己肯定感が高くなります。
く:繰り返し愛を伝える
愛情を伝えるには、タイミングや伝え方などが重要です。一度だけでは伝わるものではないので、毎日繰り返し子どもに伝えるようにしましょう。
子どもは、お父さん・お母さんの全てが大好きなのです。
「生まれてきてくれてありがとう。
◯◯ちゃんのパパ・ママにしてくれてありがとう」
言葉にして伝えてあげれば、ますます笑顔で子育てができるようになりますよ。