教えて!先生159「2歳児のおうちあそび」

雨の日や暑い日に小さな子どもを連れて外あそびをするのは大変ですよね。

前回の教えて!先生158では「1歳児のおうちあそび」をご紹介しました。
今回は「2歳児ができるおうち遊び」をご紹介します♪

体幹を鍛える遊び

2歳ごろから体幹がしっかりし、さまざまな動きが洗練され始めます。
体幹は「姿勢の維持」や「集中力」に大きな影響を与えると言われています。
体幹を鍛えると、運動能力も高くなると言われています。

雨の日や暑い日は、おうちの中で「体幹を鍛える遊び」を楽しみましょう♪

  • フワフワを歩こう
    ウレタンブロックや発泡ブロックを並べて、その上を歩きましょう。
    足元がフワフワしていると、身体は自然にバランスを取ろうとします。
    そうすることで、体幹が鍛えられるのです。
    慣れてきたら、ジャンプしてもいいですよ♪
  • トランポリンで遊ぼう
    トランポリンは、身体能力を高め、頭脳を鍛えるトレーニング器具として注目されています。
    ジャンプをするたびに、空中で姿勢を保とうと腹筋や背筋が使われるため、体幹が鍛えられます。
    また、飛び跳ねるような上下運動には、脳を鍛える効果があると言われています。
    毎回きちんと着地しようとして姿勢が乱れることを制御したり、バランスの乱れを修正したりと、脳が活発に働くためだと考えられています。
トランポリン

親が「夢中になる姿」を見せる

2歳は抜群な吸収力をもっている時期です。
しかし、自発的に何かに夢中になることはまだ難しい年齢です。

だからこそ、親が夢中になっている姿を見せることが大切です。
親が夢中になっている様子から子どもは楽しさを覚え、夢中になることを体得していくのです。

また、子どもは親と一緒に遊ぶことが大好きです。
親と一緒に楽しんだ経験は、子どもの自己肯定感を高めます。
自己肯定感が高いと、前向きで自信のある子どもに育っていきます。

親子一緒に夢中になれるおうち遊びは「パズル・お絵描き・積み木」がオススメです。

  • パズル
    パズルは巧緻性こうちせい(手先や指先を上手に使うこと)・集中力・記憶力・思考力を育てると言われています。
    まずは、ひとつひとつのピースが大きくて少ない幼児用のパズルから始めましょう。
    慣れてきたら、ピースの数が多いものに挑戦していきましょう。
    パズルは繰り返しやればやるほど楽しくなり、子どもは夢中になっていきます。
  • お絵描き
    まずは、線を描くことからスタートしましょう。
    「タテ線」「ヨコ線」が描けるようになったら、「ぐるぐる」「まる」と少しずつレベルを上げていきます。
    親がお手本を描いて、子どもに同じように描くように促すと良いですよ。
    子どもはクレヨンが大好きですので、毎日でも飽きずに楽しめます。
    楽しみながら「筆圧」や「運筆力」を育てることもできます。
  • 積み木
    積み木は、空間認知力・創造力・算数の力を育てます。
    数をかぞえながら高く積み重ねたり、「電車だね~」と言いながら横に並べたり、「階段作るよ~」と言いながら1個ずつ増やしたりと、親子でコミュニケーションを取りながら楽しみましょう。
    幼い頃から積み木で遊ぶことで、算数嫌いを回避できると言われています。
    詳しくは教えて!先生157「算数嫌いを回避する積み木あそび」をご覧ください。
積み木

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