赤ちゃんが1歳になるまでは、怒涛の日々ですよね。
余裕がなくなってくると、黙々とお世話していることもあるのではないでしょうか。
赤ちゃんは何も理解できないのだから、話しかけても無駄だと思っていませんか?
いえいえ、そんなことはありません!
赤ちゃんは生後2日目から「数の感覚」を持っていることが研究で明らかになっています。
なんと、パパ・ママが語りかける「数」を認識しているのです!
しかも、生後6か月までの「数の感覚」の能力は、その子の最終的な算数・数学の能力と比例することまでわかっています。
ちょっと意識しながら語りかけるだけで、将来の「算数力」「数学力」が大きく変わるのです。
数や空間に関する言葉を使う
お世話をする時、お出かけする時、お風呂に入る時など、日常には数にかかわる言葉があふれています。
意識的に数に関する言葉をたくさん使ってください。
そうすることで、赤ちゃんの「数の感覚」が研ぎ澄まされます。
- お皿を並べながら「1枚、2枚」と数えているところを見せる
- おやつを「3つどうぞ」と数を言いながら渡す
- 湯船につかりながら、1~10まで数えて聞かせる
- 積木を「1、2、3・・・」と数えながら積むところを見せる
また、「大きい・小さい」「近い・遠い」「高い・低い」など、「空間に関わる言葉」も「算数力」を育むと言われています。
- トマトとミニトマトを並べて「大きいね、小さいね」と言って見せる
- 顔を近づけて「近いね」、少し離れて「遠いね」と話しかける
- 抱き上げて「高い高い」、下ろして「低い低い」と話しかける
このような声かけには、何の道具も要りませんし、時間もかかりません。
ちょっとだけ意識を変えて言葉がけを変えることで、子どもの脳が劇的に成長します。
また、将来、算数・数学好きになるだけでなく、「論理的思考力」や「情報処理力」の高い子どもに成長していきます。
数遊び
数えること自体が、赤ちゃんにとっては遊びになります。
小さなおもちゃを目の前で数えたり、いくつかコップに入れたり、また出したりする様子を見せると、赤ちゃんはジーッと見たり、触りたがったりします。
そうしながら、さらに数の感覚を身につけているのです。
EQWELチャイルドアカデミーの幼児コース「0~1歳クラス」では、この特性をさらに伸ばすために、数遊びをしたり、百玉そろばん(縦10玉×横10玉のそろばん)をはじいて見せたりします。
百玉そろばんを使ったレッスンの様子を、ぜひ、動画でご覧ください。
「赤ちゃんは数がわかる」ということを知っていると、かける言葉が変わったり、遊びの内容を変えたりできますよね。
赤ちゃんのうちに、大好きな「数」にとにかくたくさん触れさせてあげれば脳が劇的に成長して、
将来は素敵なリケダン・リケジョになって活躍してくれるかもしれませんね!