こんにちは。EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。
「楽しい子育て」連載の6回目は、子どもの問題行動(気になる行動)を、とても簡単に改善する方法お伝えします。
・おねしょ
・指しゃぶり
・登園拒否
・下の子をいじめる
・人をすぐ叩く
・人の物をとって返さない
・ひっくり返って泣いて言うことを聞かない
・怒りっぽい
・反抗的
このような課題を持つ子どもたちを、穏やかな子どもに戻すために、とても効果的な方法があります。
それは、一日に一回、ギュッと強く子どもを抱きしめてあげることです。
“ギュッと強く”です。
その時に、子どもの耳元でこう言ってあげてください。
「●●ちゃん。
お母さんは、●●ちゃんが世界で一番好きよ。
お母さんは、●●ちゃんがどこに居ても●●と一緒よ」
たったこれだけのことで、子どもの心が落ち着きます。
愛されている安心感でいっぱいになるのです。
子育てがうまくいかないのは、この『母子一体感』が少ないからです。
うまくいかないと益々イライラして、子どもを叱ります。
「あれができない」「これができない」と子どもをマイナスに見るのはもうやめましょう。
お母さんの子どもの見方、接し方が変わると、それだけで、子ども本来の姿が現れてきます。
「親に認めてもらいたい」
「ほめられたい」
「愛されたい」
子どもは無意識に、心の中でそう思っています。
今すぐ抱っこしてあげましょう。
幼児でも、小学生でも、中学生でも。
年齢は関係ありません。
お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんも抱っこしてあげましょう。
2〜3週間しても子どもに変化がない場合は、抱っこしてあげる側のリラックスが必要かなと思います。
これには「自律訓練法」か「イメージトレーニング法」がおすすめです。
自分がとても穏やかで落ち着いてる状態をイメージするのです。
(自律訓練法については以前のブログをご覧ください)
それからもう一度、抱っこしてみてください。
それでも「まだかな?」と感じたなら、抱っこしている時間の長さの問題か、あるいは胎教に原因があったのかもしれません。
出産や経済的な不安、夫婦間のトラブル、女の子が欲しかったのに・・・など。
お腹の中の赤ちゃんは、全てを知っています。
感じています。
そして、それを記憶して生まれてくるのです。
お腹の中で辛く寂しく、悲しい思いにさせていたのです。
「悲しい思いをさせてごめんなさい。
生まれてきてくれてありがとう。
●●ちゃんのことを世界一愛しているよ」
しっかり抱きしめて、謝りましょう。
抱っこ法だけでも相当な変化がみられると思いますが、問題行動を改善するために、もう一つ方法があります。
子どもが寝ついたとき、まだ眠りが浅いうちに、子どもをそっと撫でながら、一番やめてほしいこと、つまり「こうしてほしい」ことを、優しく語りかけてください。
「●●ちゃんは、本当は〇〇がしたいもんね」
「今度、目が覚めたら〇〇ができるよ」
ただし、願い事は一つだけです。
欲はいけません。