楽しい子育て25「言うことを聞かない子」

少しご無沙汰していました。
EQWEL(イクウェル)チャイルドアカデミー筑紫野・大牟田・荒尾教室のひげ先生こと、田口圭二です。

私はレッスンの時に、必ずすることがあります。
お父さん・お母さんの膝の上にお子さんを乗せてする「イメージごっこ」です。

例えば「お祭り」

「ワッショイ!ワッショイ!ピーヒャラ!ピーヒャラ!」と音が聞こえてきましたよ。
ほとんどの子どもは、綿菓子を食べたり、金魚すくいをしたりと、膝の上でお祭りを楽しむことができます。

でも、膝の上に乗れない子がいます。
どうしてでしょうか?

子どもにとってお父さん・お母さんの膝の上は、とても居心地が良い場所なはずなんですが・・・。

 
膝に抱っこ

そんな親子は、普段も、手をつないだり、じゃれあったりという「ふれあい」が無いように見受けられます。

親が自ら、かわいいわが子を拒否することは少ないでしょう。
と言うことは、子どもの方が、親とのふれあいを拒否していることになります。

自分を認めてくれない相手は、拒否します。

大人の場合でも同じ事が言えます。
会社での人間関係、友達同士、夫婦間─
認めてくれていないと感じる相手には、無意識に反発してしまうのです。
 

認めてくれない相手

 
子どもの場合は、解決方法があります。
愛情を伝えれば良いのです。

では、どうやって愛情を伝えるのでしょうか?

それは、子どもを抱きしめることによって伝えるのが、一番の基本です。
皮膚が愛情の座なのです。

しっかりと抱きしめ、愛情のある言葉をささやいてあげると良いのです。
抱っこして、顔をみつめて愛情のまなざしを注ぎ、愛情のある言葉をかけます。

そうされた子どもは、心がすくすく育ちます。

愛情が伝わっていないと、よく泣き、手がかかり、吸収力が悪く、学ぼうとしない子どもになります。

逆に、親と心が通い合っている子どもは、穏やかでよく学びます。

子どもがひっくり返って泣いて、言うことを聞かなくて困っているお父さん・お母さん。
子どもが下の子をいじめたり、他の子にいじわるしたりすると困っているお父さん・お母さん。

ぜひ、子どもをきつく抱きしめ、愛情の言葉をささやいてあげてください。
「あなたの全てを認めています」と。

すると、子どもが急速に変わって、びっくりなさるでしょう。

 
抱きしめて愛情を伝える